「仕事のモチベーションが完全に切れてしまって、どうしていいか分からない」
そんなお悩みをいただきました。
やる気は、無理やり出すものですか?
やる気って、無理やり出すものでしょうか。しっかり寝て、しっかり食べて、気持ちよく朝目覚めたら、勝手に湧いてきませんか。
電池が完全に切れているのに、無理やり電気をつけようとする。それは、苦しいですよね。
いいんですよ、戻ってくるから。私たちは、ずっと同じテンションではいられません。体調にも、機嫌にも、必ず波がある。それをずっと一定でいなきゃいけない、と思っていることが、そもそもの間違いなんです。
やる気が出ないのは、何かが足りていないサイン
やる気は、無理やり出すものではなく、勝手に戻ってくるもの。だから、やる気が出ないというのは、何かが足りていないということ。エネルギー、愛情、睡眠、運動——何かが足りていないから、やる気が出ないんですね。
そして、自分のキャパシティ以上のことを「やらなきゃ」と、ハードルを上げすぎていませんか。まず、自分のキャパを知りましょう。そこで100%やっていれば、全然いいんです。
仏教の「知足」——足るを知る
「もっともっと、足りない足りない」。これが、みんなのやる気が出てこない原因のような気がします。
仏教に「知足(ちそく)」——足るを知る、という言葉があります。
「もっともっと」と思ったら、しんどくないですか。今できること、今あることに、ちゃんと満足していく。今ある場所で、精一杯やっていく。それができるようになったら、モチベーションなんて、勝手に出てきます。
まずは、しっかり充電を
電池が切れているのに、無理に点けようとしても点きません。まずは、充電しましょう。
しっかりご飯を食べて、お友達と話して、ギラギラ笑って、しっかり寝る。そうすれば、朝起きたときに、やる気は勝手に生まれてきます。
頑張らなくて、大丈夫です。しっかりと、充電していきましょう。
ひとりで抱えこまないで
仏教は、我慢や修行をすすめる教えではありません。ものの見方が少し変わると、同じ出来事でも、ずいぶん楽になります。がんばりすぎなくて、いいんです。
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この記事をお話しした人
竹下暁蓮(たけした ぎょうれん)
ヨガを続けながら仏門へ。病と、大切な人の喪失を経て、あなたの今に寄り添う僧侶。
約550年つづく浄土真宗のお寺・慈徳山 得藏寺が運営する、誰にでもひらかれた、やさしい仏教の入口「仏陀倶楽部」でお話ししています。












僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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