先日、名古屋と大阪に出張した際、『親鸞聖人生誕850年特別展』を観るために京都国立博物館に行ってきた。
来場前はきっと年寄りしか観に来ないだろうなと思っていたが、館内には老若男女問わず来場していたので、親鸞聖人の魅力に惹きつけられるのは世代や性別は関係ないことを認識させられた。
展示を見終わって私が抱いた最初の感想は『親鸞は決してブレない人間だ!』であった。
今より幸せになるために純粋に突き抜けた生涯。そこに損得勘定やくだらない見栄などは全くない。時には自らの弱さまでもさらけ出していた。
そんな親鸞聖人に時代を越えて人々は魅了されるのではないかと感じた。
そして何より、私自身が親鸞聖人に魅了され得度した理由を確認できた気がする。
その気づきを生かして行きたい。
何とか時間を駆使して京都に寄って良かったと思える、とても有意義な時間になった。