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仏教で「愛」にあたる言葉は慈悲

現代の日本で「あなたの人生で、最も大切なものは何?」と聞くと、「愛」と答える人がダントツに多いそうです。

多くの人がイメージする「愛」は、誰かを好きになることだったり、人に親切にすることだったりと、ポジティブなものでしょう。

子どもやペットをかわいがったり、人を尊敬することも「愛」に含まれるかもしれ ません。

でも実は、仏教では「愛」は否定的にとらえられています。

原始仏教の経典にも「愛より憂いが生じ、愛より恐れが生ず」と書かれており、愛から離れた人には“苦”がなくなると言われています。

つまり、仏教でいう「愛」とは、愛欲や過度な愛着を持つことを意味し、人、モノ、お金、名声などに執着する心のことだとされているのです。

このように、仏教の言葉では「愛=執着」という意味になりますが、ここでは一般 的に言われる「愛」に執着してしまうと何がよくないのかを説明しましょう。

「彼がいなくなったら、生きていけない!」と執着してしまうのは、自分の心に欠けている何かを「外側」に求めているということです。

好きな人だけでなく、無理してブランドものを買いあさったり、職場での地位にしがみつくのも同じです。

満たされていない気持ちを、他人やモノ、地位などで埋めようとしているのです。

そもそも仏教は「あらゆる悩みの原因は、自分の内側にある」と説く教えです。

自分自身の「内側」から目をそらし、何かに執着していても、愛情の問題はいつま でたっても解決しないでしょう。

では、仏教では「愛」は不要と考えられ、「愛」の概念がないかというとそんなことはありません。

仏教でいう「愛」は、もっと幅広く「慈悲」を指します。

「慈悲」とは「生きているすべてが苦しみから解放されて、幸せを得られるように」 と願い、行動することなのです。

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