「夫に、突然「離婚したい」と言われました」
50代の女性の方から、こんなお便りをいただきました。
30年連れ添った夫に、定年を前に突然「離婚したい」と言われました。
熟年離婚が増えているようですね。長く連れ添ったご夫婦でも、ある日突然、その言葉を聞かされることがある。心の整理がつかないのは当然です。
まだ愛していますか?
まず、お聞きしたいのです。まだ愛していますか、と。
慣れ合いで一緒にいるのかもしれません。もしかしたら、憐憫の情で一緒にいるのかもしれない。それとも、ずっと愛して愛してやまないから、一緒にいるのかもしれません。夫婦のあり方は、それぞれだと思います。
「今までは何だったの」と思うこと自体が無駄
30年も連れ添って、それでも別れたいと言うのなら、別れてあげたらいいのではないでしょうか。
裏切られた、今までのことは何だったの、無駄だったのか、と思うかもしれません。けれど、そう思うこと自体が無駄です。過ぎた時間を恨みに変えても、ご自身の心がすり減るだけです。
話し合うか、きれいに別れるか
これからもやっていけるな、と思われるのであれば、話し合えばいいと思います。話し合って、もう一度、関係を再構築なさるのもいいでしょう。
もしご主人が「別れたい」の一点張りなら、きれいに別れて差し上げて、いただくべきものはしっかりいただいたらいいと思います。
執着しているほど、人生は長くありません
別れたいと思う人に執着しているほど、私たちの人生は長くありません。人生は、あっという間に終わってしまいます。
だったら、これからの人生を楽しく生きることのほうを、思い浮かべてみてください。きっとバラ色の人生が待っていると思いますよ。
ひとりで抱えこまないで
突然のことで、心が追いつかない夜もあるかと思います。うまくいかない日があっても大丈夫。ひとりで抱えこまず、そっと話してみませんか。登録も利用も無料で、いつでもやめられます。
この記事をお話しした人
竹下暁蓮(たけした ぎょうれん)
ヨガを続けながら仏門へ。病と、大切な人の喪失を経て、あなたの今に寄り添う僧侶。
約550年つづく浄土真宗のお寺・慈徳山 得藏寺が運営する、誰にでもひらかれた、やさしい仏教の入口「仏陀倶楽部」でお話ししています。
















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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