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瞋(怒り)-思い通りにいかないのが人生

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怒りとの付き合い方

先日会社でのミーティングの際に相手の発言、言い方に対して一瞬で、沸点がブワッと上がってしまい、やや口論のような形になってしまいました。その日は嫌な気分で過ごしましたし、多分相手も気持ちよくなかったと思います。

仏教の「三毒の煩悩」で言うところの瞋に当たる部分だと思いますが、なんで怒ってしまったんだろう、ちょっと強い言い方になってしまったと後悔しました。三毒の毒は相手に対してだけではなくて、自分に対しての毒のダメージがとにかく大きいと感じました。私は普段、あまり怒ることないのですが、だからこそ、それを強く感じた出来事でした。

怒りを感じることは人間なのであると思います。でも感じた瞬間に反射的に言動で反応してしまう毒にしかならない。数秒待てば怒りが収まり冷静になると同時に、どうして今のことに対して怒りを感じてしまったのかを考えたり、あるいは客観的に自分を見て「あ、今のようなことをされると自分は怒りを感じるんだな」という事を知れる機会と思って過ごすようにしています。

怒りを感じるシーンは様々な場面であると思いますが、その中でも思った通りに物事が進まないこともあげられます。自分自身であれば何かうまく行かなかった時、あるいはミーティングの怒りのような相手の言動に対して理解が出来ない時など。自分軸であれ、相手軸であれ、人生は思い通りにならない、一切皆苦と思えればそこに対して怒りが生まれることもないんだなと思えるようになりました。

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