結局、国民の目指す方向性というのは、
「どんな人が尊敬されるか」
「どんな人が格好いいか」
「どんな人がモテるか」
という空気に左右されているだけだと思います。
現代では、さしづめ
「お金がある人」
「有名な人」
「イケメン・かわいい人」
といった人がすごいと思われたり、モテたりするので、国民の大部分は自ずとそこを目指していくことになります。
国民が目指す方向性は、時代によって移ろいます。
古代からの日本では、
「思いやりのある人」
「世のための志がある人」
「器の大きい人」
といった人が貴ばれていました。
これは、戦前まで使われていた、「尋常小学校」の教科書を見れば明らかです。
国を挙げて、こういう人を国民は目指すべきということをやっていたのです。それが、敗戦を境に、「お金持ちを目指す」という、白人と同じ価値観が、日本を蝕んでいきました。
価値観は人それぞれ。
どれが正しいとかはありません。
ただ、私自身は、
「お金を持っていようが、人間性がクズな人は、くそくらえ」と思っています。
そんな人より、
「どんな時でも、思いやりをもって人に接する人」などを、超リスペクトします。
この感覚は日本人の根底には、まだまだ流れている気がします。
この歴史的に培った、素晴らしい価値観を、復刻させたいと思っています。
だから、「愛のある人」を超えこひいきして、生きていきたい。
極端に言えば、
「愛のある人は神」
「愛のない人は糞」
お金があろうが、有名だろうが、権力があろうが、能力があろうが、そんなのは関係ないです。
「愛」という一点が、最もリスペクトの基準にされる世の中にしていきたい。
多くの国民が「愛のある人」を一番に目指す国にしていきたい。
「戦争反対」っていくら唱えても、世の中は1000%平和になりません。
地球の人々全員が、「愛のレベル」を上げていくことでしか、争いごとはなくなりません。
だからこそ、「愛のある人」が最も尊敬される文化を、醸成していきたい。
そのために、超微力ながら「えこひいき」を大胆に始めていきたいと思います。