「40歳で独身。この先の生活が怖いです」
40代の女性の方から、こんなお便りをいただきました。
40歳で独身です。この先、年を重ねても住み続けられるのか、もしも何かがあったときに、もう家を借りられなくなるのではないか。将来の生活が不安です。
年を重ねると、お家を借りにくくなるというニュースが、最近出ているようです。そんなお悩みを、実際に寄せていただきました。
どうにでもなります
こう言うと無責任に聞こえるかもしれませんが、本当に、どうにでもなります。
あらゆる形で援助してくださる公的な制度もありますし、公的なものでなくても、身元をサポートしてくださるサービスもあります。日本は、そうしたサポートが手厚いところが、いいところだと思うのです。
現実と、湧いてくる感情を切り離す
大切なのは、現実に起こっていることと、自分の感情を、いったん切り離して考えることです。
現実に起こっていることには、国やサポートサービスを使えば、絶対に大丈夫です。そして、そこに付随して自分の中に湧いてくる心配や不安。これは、とてもよくわかります。
先を見すぎた心配は、心をすり減らす
でも、先のことを見すぎて、心配を何十年もずっと続けていると、私たちの心はやられてしまいます。
たとえば、まだ50代の方が、60歳になってからの心配を、あと10年間し続けるのでしょうか。それは、もったいないことですよね。やめたほうがいいと思います。
心配通りになった人を、私は見たことがない
その10年を、いかに大切に過ごしていくか。そちらに意識を向けていただいたほうが、そのときの対応はまったく違ってきますし、今の心のあり方も、とても平和になっていきます。
心配していても、何も始まりません。そして、その心配が最終的に心配通りになった人を、私は見たことがありません。 だから、そんなに心配しなくても大丈夫です。
今を大切に生きていただくことに、しっかりと力を注いでください。
ひとりで抱えこまないで
将来のことは、考え始めると止まらなくなるものです。うまくいかない日があっても大丈夫。ひとりで抱えこまず、そっと話してみませんか。登録も利用も無料で、いつでもやめられます。
この記事をお話しした人
竹下暁蓮(たけした ぎょうれん)
ヨガを続けながら仏門へ。病と、大切な人の喪失を経て、あなたの今に寄り添う僧侶。
約550年つづく浄土真宗のお寺・慈徳山 得藏寺が運営する、誰にでもひらかれた、やさしい仏教の入口「仏陀倶楽部」でお話ししています。





















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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