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「他力本願」自分の力で どうしようもないことは任せる

数多くある仏教の宗派の中でも、親鸞を開祖とする浄土真宗の教えの一番の特徴が 「他力本願」です。

一般的に「他力本願」という言葉は、他人の力をあてにする、人任せにするといった意味で使われています。

私たちは子どものころから「人をアテにしないで自分でやりなさい」「まわりを頼 らないで自力でがんばれ」と言われ続けてきました。

そのため「他力本願」というと、誰かがなんとかしてくれるだろうという、人任せでネガティブなイメージがあります。

ところが、本来の意味はそうではありません。

親鸞が「他力といふは、如来の本願力なり」と明示しているように、他力本願は、 自力による修行ではなく、阿弥陀仏の本願に頼って成仏することを意味します。

つまり、他力とは他人の力ではなく、阿弥陀仏の慈悲の働きであり、本願とは念仏を唱えた者は必ず往生させようとする願いのことを言うのです。

したがって、自力で何かをする必要なんかない。そもそも、親鸞は自力で修行に励 んでも悟りは得られないと考えていたのでした。

親鸞は 年の修行をしたのち、法然と出会い、他力にたどりつきました。
つまり自力に徹してはじめて知った境地とも言えます。

お金が必要なら、手に入れる手段を自力でせいいっぱい考えて実行する。

どんなお金の使い方が自分を幸せにするか、自分に問いかける。

そうしている間に、自力で解決できないことがいつか起こります。

その代表が「死」です。

死は自力でどうにかできるものではありません。

だからこそ、自力ではどうにもならないことがあることを知り、それに思い悩むの はなく、手放してしまったほうがよいとボクは考えるのです。



仏陀倶楽部 代表
愛葉 宣明(あいば のぶあき)
法名:釋 明徳

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