仏陀倶楽部から、得度を受けるためにレポート提出をと連絡があり、その中でこちらの本がお勧め書籍として提示されており、最初はしぶしぶ本を購入し、手元に届いた本と数日間にらめっこしながら過ごしました。
なぜすぐ読まなかったのか?ちょっとした自分の中の反発心からである。
小学生の頃から夏休みなど、大きな休みの時に渡された「宿題」を連想し、その「宿題」の中にある読書感想文に、毎度苦戦したからでした。「今更、なぜそんなことしなきゃいけないんだよ!!」僕はこの歳になってやっと宿題というものから解放され、日々の仕事に打ち込んでいて、「今は時期じゃない」と勝手に理由を付けて、数日間この本の表紙とにらめっこしながら、仕事場で本を放置していました。
その反発心の中には、常に理由も無く押し付けられることに対しての抵抗がありました。それでいて、いつかはやらなければという義務感?責任感?をずっと抱えていて、それが日増しに大きくなり、やがて毎日のストレスになっているというのに、それでも頑なにやらないで過ごす。これが今までの僕の定番でした。
ここ最近、ご縁があって実際に得度をされた釋翠雲様と何度かお会いして、毎回多岐にわたってお話をさせていただくようになり、自分はなぜ僧侶になりたかったのかと、そもそもの想いを考えるようになりました。
答えは「???」なのです。口では、社会貢献をしていきたいとか色々理由をならべてみたものの、ただ漠然と自分は僧侶になりたいと思っていました。僕は「人が好きで、自分が好き。」です。でも、いままで生きてきて何か目標を持ってきたのかというと、そんな大それた目標など掲げてきた記憶は無く、ただ毎日を必死に人やお金と向き合いながら生きてきたという記憶しかありません。
僕は何者なんだろう。僕は何になりたいんだろう。僕はどこへ行けばいいんだろう。そればかりずっと思ってきました。
「人生を変えるのに修業はいらない」の冒頭にあった「自分があと何日生きられるか」を計算してみて、これによると僕の残された時間は7,300日でした。具体的に出た数字を目にして、僕は焦りを感じました。
「もうそんなにないじゃん。。。」
何かを語り継ぎたい、僕の経験や、体験、こういう時はどうだった、こんな時はこうしてみたとか、つまりは全てが自分で、宇宙ってさぁ、、、。あ!! だから僧侶なんだ。
阿弥陀如来、浄土真宗、親鸞聖人、まだまだたくさん学ばなくちゃならないことがそこにある。宿題とにらめっこしてる場合じゃなくて、とっとと前に進まなきゃ!! なぜなら「時間は有限、道のりは無限、人生は最高」と僕はずっと信じているからです。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員、仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰でもすぐ「得度」をできる活動を推進中。