はじめに:あなたの残り時間を計算してみよう
皆さん、こんにちは。突然ですが、質問です。あなたは今日からあと何日生きられると思いますか?
私の場合、この記事を書いている2024年時点で、残り約8000日です。毎日、スマホのアプリでこの数字を確認しています。8000日。あなたはこの数字を見てどう感じますか?「まだまだある」でしょうか、それとも「それだけ?!」でしょうか。
人生の有限性:避けられない事実と向き合う
日本人の平均寿命と個人の選択
厚生労働省の2022年の統計によると、日本人の平均寿命は男性81.47歳、女性87.57歳です。しかし、これはあくまで平均値。個人差は大きいですよね。
私の場合、あえて低めに見積もって70歳と設定しています。なぜなら、残り時間を意識することで、日々をより充実させたいからです。
あなたの残り時間を計算しよう
さあ、ここであなたも計算してみましょう。計算式はこうです:
365日 × (想定寿命 – 現在の年齢) = 残り日数
例えば、40歳の方が80歳まで生きると想定した場合: 365日 × (80 – 40) = 14,600日
いかがでしょうか?この数字を見て、何を感じましたか?
「いつもの日常」の罠:時間の有限性を忘れがちな人間心理
人間には「正常性バイアス」という心理傾向があります。これは、異常事態が起きても「まあ大丈夫だろう」と考えてしまう傾向のことです。
この傾向は、人生の有限性を考える際にも現れます。「まだまだ先のこと」「自分は例外かも」と思ってしまうんです。
94歳のおばの教訓
私の叔母は94歳で亡くなりました。亡くなる直前まで「長寿記録を更新するかも」と本気で考えていたほどです。でも、誰にでも最後の日は訪れます。
残り時間を意識する:後悔のない人生のために
残り時間を意識すると、人生の見方が変わります。例えば:
- 季節の楽しみ方が変わる:「あと30回しか秋を楽しめない」と思うと、一回一回の秋がより特別に感じられます。
- 優先順位が明確に:「残り3000日」と考えると、本当にやりたいことが見えてきます。
- 日々の充実度が上がる:「今日も1日減った」と思うと、一日一日を大切にするようになります。
実践:タイムライン・ジャーナリング
心理学者のジョーダン・ピーターソン博士は、「タイムライン・ジャーナリング」という手法を提唱しています。これは、自分の人生を時系列で振り返り、未来の計画を立てる方法です。
残り時間を意識しながら、この手法を試してみるのはいかがでしょうか?
- 過去の重要なイベントを時系列で書き出す
- 現在の状況を詳しく記述する
- 残り時間を考慮しながら、将来の目標や夢を書き出す
まとめ:生きている時間を充実させるために
「誰でも、生まれたからにはいつか死ぬ」。この事実から目をそらさないことが大切です。でも、決して悲観的になる必要はありません。
残り時間を意識することで、今この瞬間をより大切に、より充実させて生きることができるのです。
今日から、あなたも残り時間を意識してみませんか?そして、その時間をどう使うか、じっくり考えてみてください。きっと、今までとは違う人生の景色が見えてくるはずです。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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