「仕事を辞めたいのに、言い出せません」
20代の方から、こんなお便りをいただきました。
仕事を辞めたいけれど、上司に言うのが怖くて、毎朝、吐き気がします。
辞めたい。でも、言えない。それでも毎朝、吐き気を催しながら、仕事に向かっておられる。想像するだけで、胸が苦しくなります。
言い出せないのは、あなたの優しさ
言い出せないというのは、多分、あなたの優しさなのだと思います。もしここで自分が辞めたら、この業務にこんな支障が出るのではないか、と考えてしまう。
責任感が強いからこそ、なかなか言い出せないのです。弱さではありません。
そんなにしんどくなるまで、自分を責めなくていい
けれど、自分がそこまでしんどくなるまで、自分を責めなくてもいいですし、ひとりでそんなに責任を背負わなくてもいいと思うのです。
私たち人間が生きていくうえで、一番大事なのは何かというと、自分が幸せであることです。
今のあなたは、どうでしょうか。毎朝起きるたびに吐き気がして、いやいや仕事に行って、辛いなと思いながら帰ってくる。これは、決して幸せな状態ではないですよね。本当に、良くないことだと思うのです。
本当は、自分は何がしたいのか
だから、もう一度、自分としっかり向き合って、本当は自分は何がしたいのかをよく考えてみてください。
本気でやめたいなら、やめていい
本当にやめたいと思うのであれば、勇気を出していいのです。
口で言えなくても、いいじゃないですか。退職願いを置いて帰ってきてもいいと思います。話すのが辛ければ、お手紙をしたためて、自分の机に置いて帰ってくるのでもいいのです。
逃げるのではなく、自分の人生を選び取る
これは、逃げるという感覚ではありません。自分の人生を、自分で選び取っているということです。
まず、ご自身を守ってください。ご自身を守ったうえで、しっかりと選択していただけたらと思います。
無理しすぎることは、本当にやめていただきたいです。楽しいな、幸せだなと思える人生を、しっかりと選んでいただきたいと思います。
ひとりで抱えこまないで
毎朝のつらさを、ひとりで抱え続けているのは苦しいものです。うまくいかない日があっても大丈夫。ひとりで抱えこまず、そっと話してみませんか。登録も利用も無料で、いつでもやめられます。
この記事をお話しした人
竹下暁蓮(たけした ぎょうれん)
ヨガを続けながら仏門へ。病と、大切な人の喪失を経て、あなたの今に寄り添う僧侶。
約550年つづく浄土真宗のお寺・慈徳山 得藏寺が運営する、誰にでもひらかれた、やさしい仏教の入口「仏陀倶楽部」でお話ししています。
















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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