京都に出かけました。
京都駅を降りて歩くと、そこには西本願寺と東本願寺(真宗本廟)があります。ほとんど隣り合った二つのお寺、は観光客で賑わう街の中にあっても静けさが漂っていました。お寺の周りには数珠屋さんが多く立ち並び、そこはまさにお寺の街になっています。
境内に入ると、法要が営まれていました。本堂で正座をするとそこには多くの外国人の姿があります。皆、椅子に座りながらお経に耳を傾けていました。
私も心の中でお経を唱えていました。静寂の中に響き渡る正信偈は心まで轟く音色です。
ふと見回すと、阿弥陀堂の内部は「仏説阿弥陀経」の世界を表現した、天井から柱に至るまで金色に荘厳されていました。
阿弥陀様を側で感じることができる、そんな感覚の中改めて思う。
日常に溶け込む心の静寂。
お経を唱えることで得ることができる、心の平穏。
日々の生活の中でも「南無阿弥陀仏」とお唱えし、阿弥陀様の本願に委ねるのも良いことだなあ、と。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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