『人生を変えるのに修行はいらない』
この本に出会ったことで得度を目指すきっかけになリました。
私は現在葬儀会社に勤めており、そこでは日々多くの故人様、ご家族の方々と接します。
中でも自殺をされた方に対しては、生前何か力になれたことはなかったのだろうか、と思う事があります。
また、昨今無宗教(仏式)という、お寺は呼ばずに家族だけで故人様を送る葬儀スタイルが増えてきております。
考え方は自由なので強制するものではありませんが、生前の救い、死後の救いもない、自分は葬儀の手伝いはできても、それ以上ができない。
何か不甲斐ないというか、やるせないというか、なんとも言えない感情が込み上げてきました。
そんな時、私が僧侶になり今を生きてる人の力、葬儀での読経も務めたいと考えるようになりました。
ただ、僧侶になるには修行が必要で、働きながらなるには難しいということを知り半ば諦め掛けていました。この本に出会うまでは。
特に共感したのが、「厳しい修行はゼロでオッケー」「お坊さんになれば、自分もまわりも救うことができる」という部分です。
厳しい修行をしなくても、今の生活をしながら僧侶になれる! 僧侶になれば自分も周りも救うことができるってすばらしい! 心臓がドクドクと強く脈打つ音が聞こえ、アドレナリンが出てきたのがわかりました。
今は得度を目指している最中です。
これから、今以上に仏教を学び、日々精進していき自分も周りも救うことができるようになりたいと思います。