人は余裕がある時、順境な時に見せる人間性には、噓があるとまでは言いませんが、100%の本性が出ているとは言えません。
何故なら人間は余裕がある時、「装う」こと「繕う」ことが出来るからです。
人の本性が見える時、それは「逆境の時」です。
逆境の時の行い、仏教用語でいえば業ですが、苦しい時にどんな言葉を発し、どんな在り方をし、どんなことを心で思っているか、「口業」「身業」「意業」でその人の人間性がはっきり見えてきます。
とても難しいことですが、私は苦しい時ほど笑顔を意識し、困難だと感じる時ほど前向きに捉え、ネガティブな思いを持たないように努力します。
それまで以上に状況が悪くならないためにも、自らがプラスの周波数を放つようにすること、それによっていち早く解決に向かうと信じること、自分がしたことが自分に還ってくる仕組みがあるので、こういう時ほど人に親切を施し、良い巡りを意識すること。
人は思った以上に、他人の在り方や口から発せられる言葉を見て、聞いているものです。
人間性を常に見られている意識を持つことは、とても大事なことだと思います。