先日、得度考査を受けさせていただきました。
前々日は緊張感がありましたが、前日になると、なぜか心が落ち着いてきました。
「万法に証せらるる」(あるがままの現実を受け入れることは、変化に対応していくことです。過去にこだわらず、今ここでできることをしていくのです。)という有難い気持ちというよりは、「俎板の鯉」という方が正しいのかもしれません。
当日は、久しぶりに就職の面接を受けるような懐かしい気持ちと、来年還暦を迎える私が新しく一歩を踏み出す、ご縁が起きた(あるいは起こさせていただいた)という感謝の気持ちに包まれていました。
初めて直接、愛葉様とお会いすることができ、仏教をどうやって娑婆(俗世)で実践・活用していくか、またその根幹には伝統仏教としての、本当の魅力と力を再燃焼させる方法の模索があるようにも感じられました。
そのお姿は頼もしく、また失礼ながら楽しくも感じられました。私の支離滅裂な話もお聞きいただき、誠に感謝しております。
もし僧侶になれた暁には、長年仏教に関わってきたがゆえの「締め付け」からなかなか解放されないかもしれません。しかしながら、仏教を愛する気持ちは変わりません。
僧侶という枠に自らを閉じ込めることなく、さらにパワーアップして仏教の魅力を伝えられるように精進してまいりたいと思っております。
また、同じく仏陀倶楽部の方々と意見交換などができれば、それはまるで「僧院」のように、さらなる力になるのではと感じております。
仏・法・僧の三宝に帰依し奉ります。
南無阿弥陀仏 合掌

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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