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嫌な思い出を何度も思い出す理由を考える

嫌な思い出を何度も思い出す理由を考える

書いた人:レーン由香

毎週木曜日、一人で仕込みをする静かな時間に、ふと嫌な思い出がよみがえる。なぜ同じ記憶を何度も思い出すのか。日常の仕事中に浮かぶ感情をきっかけに、「執着」や「一切皆苦」「諸行無常」と照らしながら、自分と向き合う時間について考えています。

一人で仕込みをする時間

毎週木曜日は、レストランのキッチンで、朝早い時間に私一人で仕込みの仕事をしています。もう8年くらい同じ仕込みをしているので、手が勝手に動いてくれて、今は5時間ほど、いろいろなことを考える時間になりました。

あれこれと、今までのこと、これからのことを考えてしまうのですが、なぜか嫌な思い出を毎週思い出してしまいます。

次はそうならないように気をつけようと思うので、それから同じような思いはしていません。ただ、その時に嫌だった感情がよみがえります。そこからそれを引きずるようなことはないのですが、どうして何度も思い出してしまうのだろうと思っていました。

嫌な記憶がよみがえる理由

仏教的に言えば、その嫌な思い出への「執着」なのかもしれません。それを忘れて、また同じことを繰り返さないように、脳が思い出させているのでしょうか。たしかに、最近の嫌な思い出が多いように思います。

一切皆苦」「諸行無常」

嫌なことが起こる時もあるし、思い出してしまうのは仕方ないと受け入れて、次はそうならないようにしようと気をつける。永遠に思い出し続けることはないので、自分からの警告だと思って、しばらく向き合っていこうと思いました。

文章にすることで見えてくるもの

レポートとしてこうして文章化すると、自分の考えや思いを客観的に見ることができて、セルフカウンセリングのような感じです。

まだまだ自分のことばかりで、今後、周りの人の話もちゃんと聞いてあげられるか不安です。でも、今は自分と向き合うことが先だと思うので、日々の学びを続けていこうと思います。

仏陀倶楽部では、 日々の迷いや立ち止まりを、
一人で抱えずに言葉にする場があります。

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監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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