誰であっても僧侶になれる「得度」への道をご用意しております

第一回「人生を変えるのに修行はいらない」

第一回「人生を変えるのに修行はいらない」仏陀倶楽部

皆さんは今、何か悩みを抱えていますか? 「毎日がすごく充実している!」と自信を持って言える人はそれほど多くないのではないでしょうか。性別や年齢、職業などを問わず、誰でも生きているだけで悩みは尽きないものです。

人間関係、お金、仕事、健康、将来に対する漠然とした不安……人生に迷ったり、悩んだりしたとき、仏教は「今」をよりよく生きるためのヒントを教えてくれます。生きるための指針が欲しい、または困っている人の役に立ちたいーーそんな人たちの役に立つのが仏教の教えです。

仏教というと厳しい修行を積んで悟りを開くイメージを持つかもしれませんが、もっと日常生活に根ざした教えです。実際、浄土真宗の開祖である親鸞聖人は厳しい修行は必要なく、「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで誰でも救われると説いています。これは当時(平安〜鎌倉時代)の仏教のスタンダードとはかけ離れたものでした。

仏教の宗派の多くは、自分の欲や怒りなどの「煩悩」を抑える修行を重ね、悟りを開くことを目的としていました。煩悩を手放すような努力をするわけですから、「食欲」や「財欲」、「色欲」などを満たすことは禁じられていたのです。

しかし親鸞は、仏教史上初めて正式に結婚し、肉食していることも隠しませんでした。また、それまで主流だった「修行を重ねて悟りを目指す」のではなく、「長く苦しい修行は必要ない。“南無阿弥陀仏”と唱えるだけで誰もが救われる」と説いたのでした。

親鸞聖人は「目の前で苦しむ民衆を仏教の教えで救いたい」と考えました。つまり、長い時間をかけて学び続けた人だけではなく、心に悩みを抱えながら日々を暮らす、私たちのような人にこそ寄り添うものなのです。

親鸞聖人が生きた時代と現代は似ています。権力抗争から争いが絶えず、地震などの災害にも襲われ、庶民の間では飢餓が蔓延していました。一方、現代に目を向けても、戦争やテロが起こり、経済的な覇権をめぐる争いは絶えず、変異したウイルスが人々を脅かし、先行きが不透明で不安があふれています。

毎日が生きるのに精一杯なとき、特別な修行をして悟りを開くことは可能でしょうか。
浄土真宗は乱世の時代に苦しむ庶民を「今すぐ」救う具体的な方法を示すために生まれた教えです。つまり、さまざまな悩みを抱えながらも日々を精一杯生きている私たちに、「今」幸せになる方法を伝える教えなのです。そう、「人生を変えるのに修行はいらない」のです。

私はもともと宗教とはあまり関係のない世界で生きてきました。しかし、実生活で悩み、苦しむ過程で、浄土真宗に触れ、その教えによって人生が変わりました。でも、何か特別な修行を行なったわけではありません。僧侶として活動しながら、今でもビジネスを営んでいます。日常生活で起こるさまざまな事柄に、四苦八苦しながら対処し、「今」を精一杯生きています。

そんな私が皆さんに、「今」を精一杯生きて人生を楽しむための仏教の教えをお伝えしていきます。人間関係、お金、仕事、健康、将来に対する漠然とした不安、さらには生や死など……いろいろなテーマでお話ししますので、ぜひ皆さんの意見や感想もお寄せください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

今日から人生を変えるヒントを手に入れる

人生を変えるのに修行はいらない!今日から人生を変えるヒントを手に入れる!

仏陀倶楽部入会申込

仏陀倶楽部入会案内

得度について

得藏寺 得度

仏陀倶楽部公式LINE

仏陀倶楽部公式LINEバナー (1)

この記事を書いた人

目次