先日、DURATION株式会社主催による対談講演会に参加いたしました。登壇されたのは、元Apple米国本社副社長の前刀禎明氏、曹洞宗四天王寺第54世住職・倉島隆行僧侶、そして仏陀倶楽部代表の愛葉宣明氏。
テーマは「AI時代のキャリア戦略」学び続ける力と自分軸の作り方について、ビジネスの最前線と仏教の視点から深く語られた、大変貴重な時間となりました。
前刀氏は生成AIを駆使し、断片化した言葉をすくい上げ、心に響く数多くのメッセージを投げかけてくださいました。その言葉には、ご自身の経験や経歴を惜しみなく重ねられていて、これから歩み出そうとする人、すでに努力を続けてきた人、それぞれの心に多くを残していました。響く言葉は一つではなく、映っては消え、そして自分の内で新たな意味へと昇華していくように感じられました。
一方で倉島僧侶は、古くから伝わる仏教の教えを通して、人の変わらない心について語られました。慈悲を持つ大切さ、人との出会いや関係性の意味。すべてはお釈迦さまの智慧を現代にどう生かすかという問いかけであり、日々の苦悩に寄り添う道を示してくださったように思います。
私はこの講演を通じて、AIという新しい技術を用いながらも、行動や対話の根本には仏教の教えを学び据えていく、その両輪の大切さを実感しました。限られた時間を効率的に生かしつつも、周囲の人々への慈悲と感謝を忘れずに、勇気をもって歩んでいきたい。そんなビジョンを見出しました。
何より、このような貴重な場を設けてくださったDURATION株式会社の中村代表取締役に深く感謝申し上げます。また、登壇を通じて学びの機会を与えてくださった仏陀倶楽部と愛葉代表にも、心より御礼申し上げます。出会いをつないでくださったおかげで、多くの気づきを得ることができました。
この講演会に勇気を出して参加できたこと自体が、すでに一つの学びでした。心から感謝しています。
この学びを胸に、これからの日々を一歩ずつ歩んでまいります。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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