誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

苦しみと幸せの公式

仏教は人がより良りよく生きるための教えですが、より良く活きるとは僕が思うに生きていく中で「幸せだな」って思えることがどれだけあるかかなと感じます。

幸せ、嬉しいと感じることがある一方で、苦しい、辛いと感じてしまうこともあります。どれだけ幸福と感じれることを増やせるか、そして苦しいと感じることを減らせるかが大切です。

以前、読んだ書籍に面白い公式があったのでご紹介します。

苦しみ=痛みx抵抗
幸せ=快感 ÷ 執着

苦しみは痛み=嫌なことがあったとしましょう。それはもう事象として起きてしまったこと。
そこに抵抗=不安など精神的な苦しみがあると架け合わさって大きくなってしまいます。
勝手に自分自身で問題や悩みを大きくしてしまうのも一緒ですね。

逆に幸せは快感に対して、そこに執着をしてしまうと幸せがどんどん小さくなってしまうということです。
例えば焼き肉食べ放題に行った時に、最初はめちゃくちゃ美味しくて快感を感じますが、食べ放題だからと言って、どんどん食べれば食べるほど、最後には食べ過ぎた、苦しい、また太ってしまう…といった後悔が生まれ幸せはどこに行ってしまった状態になってしまいます。

苦しみを減らす教え、幸せを感じる教えがあり、それを実践することで、より良く生きることが出来るわけですね。

監修者 「愛葉 宣明」
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員、仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校卒業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰でもすぐ「得度」をできる活動を推進中。