日常の行動から得た心身のバランスの向上
今春からプランターでの野菜栽培を始め、先日初めて収穫することが出来ました。
きっかけは、物価高対策を何もしない政府に嫌気が差したのを通り越し、「何もしない国に対して納税額を少なくするにはどうするか?」と考えついたのが野菜栽培でした。
何とも言えない理由で始めた野菜栽培でしたが、心身のバランスが明らかに向上しているという、想定外の精神的効果が出てきて驚いています。葉っぱの緑色や土を触ることが癒しになっているのかもしれませんが、特に癒されているといった実感はないというのが本音です。
なぜ「内観」が深まるのか?野菜との向き合い方
では、なぜ心身のバランスが向上しているのか、その理由を知りたくて考えてみました。
水やりに要する時間は数分に満たないが、それでも毎日育てている野菜に向き合っています。実は野菜に向き合っているようで、この時間は自分自身にも向き合っている時間なのではないでしょうか。
野菜栽培をしている時間は、自分を育てている時間とも言えるかもしれません。
この気づきは、単なる趣味や実益を超えて、自己成長へと繋がる大きな示唆を与えてくれました。日常の小さな行為が、いかに深く内省を促すのかを実感しています。
仏教の実践としての「日常」
思わぬ形で見つけた自身の成長に繋がる内観の時間を楽しんでいきたいです。この実践は、特別な場所や時間を必要とせず、日常生活の中で誰でも取り組める仏教 実践の一つであると感じています。心のバランスを保ちながら、日々を丁寧に生きていくことが目標です。





















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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