「報われたい」という執着からの解放
仏陀倶楽部 愛葉代表の書籍『あなたはもっと報われていい』を拝読しました。「報われる、報われない」という考えに囚われる事なく、人生を楽しむ事、そしてもう既に報われているという事。こんなにもシンプルで分かりやすく、何だか色々な辛さや悩みなどが、一瞬でどうでもよくなる考え方です。改めて「他力本願」を強く信じて行こうと思いました。
すでに報われているというシンプルな事実
私たちは、無意識のうちに「これだけ努力したのだから報われるべきだ」あるいは「なぜ自分は報われないのか」という相対的な価値観に囚われがちです。しかし、他力本願の教えは、そうした自力的な執着を手放し、この一瞬一瞬が既に尊く満たされているという視点を与えてくれます。短い人生、今すぐに幸せになる生き方を意識して生活していきます。
煩悩の根源「欲貪(よくとん)」を内観する
別の書籍で「欲貪」(よくとん)という仏教用語を知りました。
「愛すると言ってもその対象は簡単に移ろう。何かとの比較でしか見ていない。」 「愛欲の対象を欲し貪っているだけだ」という事。 「そして、煩悩に振り回されて結局は苦しみしか生まない。」
愛欲を対象にした貪りのあり方を「欲貪」といいます。なるほど、「愛」なんていい言葉に思えますが、これは煩悩の元でもあるわけで、こうした感情に振り回されてはいけないのだと思います。愛情も大切だと思いますが、それに振り回されない事、つまり自分を大切にする事の重要性を再認識しました。
相対的な幸せではなく、絶対的な幸せを追い求める
「徹底的に自分だけの幸せを追い求めてみる」。その際に相対的なものではなく、絶対的なものを大切にする事が重要です。誰かとの比較や、条件付きで得られる幸せではなく、存在そのものが満たされている状態こそが、仏教が説く真の安楽でしょう。
仏陀倶楽部 愛葉代表の書籍を通じ、親鸞聖人の教えと出会えたことのご縁に感謝します。
南無阿弥陀仏





















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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