【書籍の中のどの小節・文言に惹かれたり、感じることがあったか?】
多くの箇所に惹かれましたが、まず最初に取り上げたいのは、「あなたにとって『手放した方が幸せになれる』のは何?」という部分です。
【また、それはなぜなのか?】
• 今年50歳になるのを機に、生き方を変えようと思いました。具体的には、「人から依頼されたら、まずやってみる」ということを意識して一年を過ごしたのです。
• いくつか、人の役に立つことを続けるうちに仲間が増え、自分のしていることに誇りと充足感を得られるようになりました。もちろん、ビジネスの場でも仲間はできますし、自分の仕事に誇りと充足感を得ることはありましたが、今年経験したものは、それとは比べ物にならないほど大きなものでした。
• 私は「労働の対価はお金である」と定めていましたが、今年の体験を通して、それは必ずしも正しくないのではないかと考えるようになりました。その理由としては、次の2点が挙げられます。
1. お金をいくら稼いでも上には上がいるため、羨望や不足感が絶えず生まれ、自己肯定感を得られなくなる。
2. 50歳になっても競争の輪から抜け出せないのであれば、どのように心の平穏を得ればよいのか悩みが尽きない。
• 「あなたにとって『手放した方が幸せになれる』のは何?」には、私が執着していた数々の事柄が列挙されていました。それはビジネスでイライラすることが多い自分自身の姿そのものであり、結局、私の思考が自分を好ましくない状況に追い込んでいたのだと、はっきりと気づかされました。
【そして、今この時に得度へ一歩を踏み出したきっかけはなぜなのか?】
• ビジネスで壁にぶつかるたび、私はさまざまな書物から答えを探してきました。その中には仏教や仏陀に関するものもあり、漠然とした魅力を感じていました。
• 新しい生き方を模索している中で、このプログラムを知り、「ビジネス中心の生活を変えるよい機会になるのではないか」と考えました。50歳という節目でもあり、「これを機に人生を変えられるかもしれない」と思い、一歩を踏み出す決意をしました。





















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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