ご近所さんとの温かい交流
事務所から数件お隣、駅の目の前にB型事業所のパン屋さんがあります。私はあまりパンを食べずご飯派なので、購入してもプレゼントにしたりしていますが、オープンの時からずっと、こちらの利用者さんに会いにたまに顔を出しています。地域とのつながりを大切にする中で、こうした交流は私にとってかけがえのないものです。
地域の『大家族』としての喜び
今日も奥で休憩されていて、スタッフさんだけがレジに立っていましたが、私の声で奥のお二人が出てきてくださり、思わず「キャー!」と声を上げてハイタッチ。そして、トレーを持ってきてくれました。おすすめをくださいと伝えると、あんぱんとメロンパンをトレーに載せてくださいました。
裏表のない純朴な利用者さんたちは、私にとって地域の大家族のような感覚で、本当に大好きなんです。彼らとの交流は、まさに心の豊かさをもたらしてくれます。最後もみんなでハイタッチをして、お店をあとにしました。
笑顔がもたらす良い波動
こうしたちょっとした交流がとても幸せで、毎日の生活に彩りを与えていただいています。彼らの笑顔がどれほど周りに良い波動をもたらしているか、改めて感じました。純粋な笑顔は、周囲の人々の心にも光を灯し、ポジティブなエネルギーを広げます。この「地域のつながり」の中で生まれる幸せこそ、仏教の教えにも通じるものだと日々感じています。
日常の気づきと心の成長
この温かい交流を通じて、私は人とのつながりの大切さや、ささやかな日常の中に存在する幸福を再認識しました。特に、純粋な心で接する人々の笑顔は、私たち自身の心をも浄化し、前向きな気持ちにさせてくれます。これはまさに、日々の実践の中で得られる仏教的な気づきと言えるでしょう。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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