誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

頑張っても報われないのはなぜなのか。仕事や恋愛で疲れた心を癒やすヒント

仕事も恋も人間関係も、一生懸命努力しているのになぜか報われない。そんなお悩みをお持ちではありませんか。ここでは、報われないと感じてしまう原因と、心を軽くするための具体的なヒントをシチュエーション別にご紹介します。

仕事で頑張っても報われない原因と対処法とは?

仕事で報われない最大の原因は、努力の方向性が組織の目標とずれているか、断れない性格が災いして「都合のよい便利屋」になっていることです。がむしゃらに頑張るのではなく、成果に直結する業務を見極め、自分のキャパシティを守ることが重要です。

努力の方向性を見直すにはどうすればよいですか?

まずは上司や周囲とコミュニケーションをとり、求められている成果と自分の認識にズレがないか確認することから始めてください。

見切り発車で仕事を進めると、仕上がりが要望と異なり、やり直しが発生するリスクがあります。疑問点はその都度解消したほうが、軌道修正もしやすく、二度手間になりません。
かつて筆者が事務職をしていたころ、成果主義が導入されたにもかかわらず、評価につながる「業務効率化」よりも、慣れ親しんだ「定型業務」ばかり優先してしまった経験があります。これは「失敗したくない」というプライドが邪魔をした結果ですが、正しい努力の方向性を見極め、必要であれば周囲に相談してサポートを求めることが、結果的に評価への近道となります。

周囲から評価されないときはどう考えるべきですか?

他人の評価に依存せず、「昨日の自分」と比較して成長を認めるようにしてください。

特に事務職などのバックオフィス業務は「できて当たり前」と思われがちで、営業職のように数字で成果が見えにくいものです。
しかし、「今月は入力ミスがゼロだった」「締め切りより早く終わらせることができた」など、小さな達成感を見つけて自分自身をほめてあげましょう。 また、優しい人は仕事を断れず、キャパシティを超えて引き受けてしまいがちです。これでは納期遅れなどで逆に迷惑をかけることにもなりかねません。できないことは「できない」とはっきり断る勇気を持つことも、プロとして信頼されるためには必要です。

恋愛で尽くしても報われないのはどうしてですか?

相手に合わせすぎて「自分」がなくなり、対等な関係が築けていないことが主な理由です。相手の顔色ばかりうかがうのではなく、まずは自分自身を大切にし、自立した精神状態を持つことが、健全なパートナーシップにつながります。

「都合のよい人」から脱却するには?

嫌われることを恐れずに自己主張をし、自分の時間を最優先にする意識を持ってください。

恋人に愛されたい一心で、趣味や服装を相手好みに合わせたり、理不尽な扱いを受け入れたりしていませんか。
すべてを相手優先にすると、相手はあなたを「何をしても許してくれる人」と軽んじるようになります。 例えば、相手からの連絡を待つためにスマホを握りしめて一日を過ごすのではなく、仕事や推し活など、自分のために時間を使ってください。あなたが何かに夢中になっている姿は、相手にとっても魅力的に映るはずです。もし、デートを断ったり意見を言ったりしただけで不機嫌になるような相手なら、交際自体を見直すタイミングかもしれません。

結婚や世間体に焦りを感じたときは?

「世間一般の幸せ」と「自分の幸せ」を切り離し、本当にそのパートナーが必要なのかを問い直してください。

「周りが結婚ラッシュだから」「親が孫の顔を見たがるから」といった理由で焦っていませんか。条件や世間体で選んだ相手とは、のちのち価値観のズレが生じ、苦しくなる可能性があります。 完璧な王子様はこの世に存在しません。人間は誰しも欠点を持っています。「どうしても譲れない部分」以外は目をつむり、許し合うことも大切です。「この人といると自然体でいられるか」という直感を大切にしてください。

人間関係のストレスを減らすコツはありますか?

他人の感情と自分の感情を切り離し、見返りを求めない「与えっぱなしの精神」を持つことです。相手の反応をコントロールすることはできないため、自分の行動に納得感を持つことが心の平穏につながります。

他人の機嫌に振り回されないためには?

相手の不機嫌は相手の問題であり、あなたのせいではないと割り切ってください。

職場で冷たい態度をとられたとき、「何か悪いことをしたかな」と自分を責めてしまうことがあります。しかし、相手は単に体調が悪かったり、プライベートで嫌なことがあったりしただけかもしれません。 「たまたま機嫌が悪かったのだろう」と受け流し、相手の感情の問題を自分が背負い込まないようにしましょう。そうすることで、必要以上に気を使うことなく、自然体で接することができるようになります。

人付き合いに疲れたときの考え方は?

すべての縁を維持しようとせず、今の自分にとって心地よい距離感を保てる関係を選び取ってください。

過去の友人であっても、価値観や環境が変われば話が合わなくなるのは自然なことです。筆者も、一方的に愚痴を送ってくる知人や、こちらの事情を無視してデリカシーのない質問をしてくる相手とは、年賀状のやり取りを含めて距離を置くようにしました。 無理をして付き合い続けるよりも、離れる選択をすることが、お互いのためになることもあります。

また、誰かに親切にするときは「見返り」を期待しないことが大切です。
旅行のお土産を配るときも「お礼を言われたいから」ではなく「自分が配りたいから配る」と考えれば、相手の反応に一喜一憂せずに済みます。これは仏教でいう「布施(ふせ)」の心にも通じる考え方です。 もし、どうしても人間関係の苦しみが消えないときは、仏教の視点を取り入れてみるのもひとつの方法です。 思い通りにならない苦しみ(求不得苦)への向き合い方については、こちらの記事も参考にしてみてください。

参照:浄土真宗 慈徳山 得藏寺
仏教における「求不得苦」の教えとその克服法- 浄土真宗の視点から

努力だけではどうにもならないと感じたら

頑張りが空回りすると、自分に自信が持てなくなってしまうこともあるでしょう。ですが、その頑張りは、誰も見ていなかったとしても、あなた自身が見ています。そして、目には見えない存在もきっと見守ってくれているはずです。

もし、ひとりで抱えきれない悩みがあるときは、『仏陀倶楽部』に参加してみませんか。 ここでは会員同士の交流やイベントを通じて、人間関係の悩みや不安を解決するためのヒントを学ぶことができます。仏教の合理的な教えは、これからの人生を生きるうえで、必ず役立つ指針となるはずです。

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

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