どんな状態をもってして、
成功とするのかは、
幸せと同じで
人それぞれだとは思いますが、
また、
成功するために大事なポイントやコツは
いくつもある中で、
仏教の教えとして大事にすること、
それは、
小さなことも丁寧に
コツコツ続けること、
これを「精進」と言います。
私はダイエットを始めたら
すぐに大きく体重が減らないと
頓挫するなど、
何かを始めたら短期間で出る
大きな成果を期待し、
それが叶わないと飽きて投げ出す
という習性がありました。
なのでコツコツ続ける事や
少しずつの変化を感じるなどが
非常に苦手で、
長年、思うような成果が
期待したタイミングで得られないと
目先の事ばかりをコロコロと
変えてきた気がします。
小さな動きや
目立たない流れ、
なかなか見えない成果、
他者からの賞賛が大きく得られないなど、
出す結果に掛かる時間と
それに要するエネルギーなどが気になり、
本来重要視した方が良い事は
まったく見えていませんでした。
この歳になり、
様々な経験を積んだ今、
小さな事ほど丁寧に取り組んだ方が
良いことや、
それを継続することの価値が
どれだけ大切かと、
それができるからこそ、
成功するのだと強く認識しています。
シュリハンドクという、
お釈迦様の御弟子さんが、
お釈迦の仰せの通り、
20年以上、
ただただ掃除だけを
コツコツ続けたという逸話は、
これからの私の人生において、
ずっと大切にし、
何かの折には思い出したい話です。
同じ事をコツコツ続ける行動は、
その人の確固たる信念や人間性が見えますし
何より信用されます。
1日1日、
引いては、
一瞬一瞬の選択や思考を丁寧に
繰り返す事、
その連続が
幸せで豊かな人生を作るのですね。
毎日、精進します。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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