サラリーマンをしていると、他人の悪口を聞く機会がとても多いです。会社の悪口、上司の悪口、部下の悪口、同僚の悪口、取引先の悪口、社員食堂のおばちゃんの悪口と、本当にきりがないです。
悪口を聞いた時、自分もその人に不満を持っているのであれば、一緒になって盛り上がりますが、全く賛同できない場合は適当に相槌を打って、その場をごまかすしかありません。そもそも本人のいない場所で悪口を言ってみても、当人にフィードバックが出来るわけでもなく、それを聞いている周りの人たちの気分を害すだけです。
悪口を言っている人のみが快楽を得るだけで、本当に空しい行為だと思います。それでもあえて悪口を言うのは、自己快楽以外にも何らかの理由があるのでしょう。きっとそれは、今一緒にいる相手が自分の敵か味方かを見分けるため、本音に見せかけて他人の悪口を言っているのだと思います。多くの場合は、悪口を言っている本人でさえも気づかないのですが、このような手の込んだ事をする人もいるのです。
とは言え悪口を言うことで、不要な敵を作ってしまうリスクは多いにあります。そこでもしも、自分の目の前の人が敵か味方かを区別したい時には、周囲に迷惑でリスクも高い他人の悪口を言うのではなく、逆にその人を称賛してみてはどうでしょうか。
ネガティブワードは出来るだけ使わない、そして聞かないようにしたいですね。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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