サラリーマンをしていると、他人の悪口を聞く機会がとても多いです。会社の悪口、上司の悪口、部下の悪口、同僚の悪口、取引先の悪口、社員食堂のおばちゃんの悪口と、本当にきりがないです。
悪口を聞いた時、自分もその人に不満を持っているのであれば、一緒になって盛り上がりますが、全く賛同できない場合は適当に相槌を打って、その場をごまかすしかありません。そもそも本人のいない場所で悪口を言ってみても、当人にフィードバックが出来るわけでもなく、それを聞いている周りの人たちの気分を害すだけです。
悪口を言っている人のみが快楽を得るだけで、本当に空しい行為だと思います。それでもあえて悪口を言うのは、自己快楽以外にも何らかの理由があるのでしょう。きっとそれは、今一緒にいる相手が自分の敵か味方かを見分けるため、本音に見せかけて他人の悪口を言っているのだと思います。多くの場合は、悪口を言っている本人でさえも気づかないのですが、このような手の込んだ事をする人もいるのです。
とは言え悪口を言うことで、不要な敵を作ってしまうリスクは多いにあります。そこでもしも、自分の目の前の人が敵か味方かを区別したい時には、周囲に迷惑でリスクも高い他人の悪口を言うのではなく、逆にその人を称賛してみてはどうでしょうか。
ネガティブワードは出来るだけ使わない、そして聞かないようにしたいですね。