書いた人:レーン由香
オーストラリアで新学期を迎え、中学生になった息子さんが少しずつ一人で行動するようになりました。成長を喜びながらも、手が離れていく寂しさも感じる日々。その中で生まれた一人の時間を、朝のお勤めや仏教の勉強、英語学習、散歩、ランニング、家事に使いながら、自分の心を整えていく様子がつづられています。
息子の成長と、少し増えた一人時間
オーストラリアは、1月末から新学期が始まります。息子は今年から中学1年生になりました。
車の故障でバス通学をしたことをきっかけに、友達とバスで帰るのが楽しくなったようです。今では週に2回、一人で帰ってくるようになり、私の一人時間がまた少し増えました。
息子の成長はもちろん嬉しいのですが、少しずつ手が離れていくのは、やはり寂しいものです。
私にとってベストな一日
貴重な一人の時間をフル活用すべく、平日休みの日は特に自分のための時間を大切にしています。洗濯と朝食を済ませて、朝のお勤めから一日が始まります。その後、仏教の勉強をして、犬の散歩へ行き、息子を学校に送ります。
それから図書館で英語の勉強をし、買い物をして自宅に帰り、ビーチ沿いを走ります。さらに、趣味のランチ巡りに出かけます。
帰宅後は洗濯物を片付けて、晩ご飯の支度をしながら、日本のドラマやお笑いを見ます。そして息子が帰ってきたら、母親スイッチオンです。
いろいろなことをし過ぎて、忙しいように見えるかもしれませんが、私にはこれがベストな一日です。自分と向き合える、マインドフルネスな一日です。
好きなことができる幸せ
もちろん、息子との会話も楽しい時間です。自分のペースで一日を過ごせると、その日の夜はよく眠れます。こうして、自分が好きなこと、やりたいことができる日を持てることを、とても幸せだと思います。体も頭も使って、心も穏やかな一日です。
一日一日を大切に生きることこそが、未来につながっていくように思います。仏教の考え方や感じ方が少しずつ身についてくると、自然と今の自分に程よい自信が持てて、周りの人たちや息子にも優しくできる気がします。この1週間は、心穏やかな毎日でした。
南無阿弥陀仏。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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