いきなり変なタイトルで申し訳ありません。私は最近、「へー、そうなんだ!」という感覚をとても大切にしています。読書をしていたり人と話をしていたりしている中で、新たな知識や考え方に接した時に、あえてこういう感覚を持つように意識するようにしています。大きく2つの理由があります。
1つは、歳を取ると共に、好奇心や新たな知見に対する新鮮な気持ちが、薄れて来ていることを感じることが増えて来たからです。子どもの頃は、毎日いろんなことに興味を持ち、疑問を感じ、知識が増えることに喜びを感じていたと思います。学生の頃は、試験に出るからとか、入試で合格するために知識を得ていた時期もありますが、社会に出てから若い頃は、仕事や実生活の中で役立つ知識を貪欲に吸収していたはずです。それがいつからか、新たな知識に出会うことも少なくなって、新鮮味・刺激が少なくなって来ていることに気付き、これではいけないと感じました。それ以降、毎年1つは新たな資格を取得できるように勉強を続けるようにしています。
2つ目は、日々の生活の中で、謙虚さを失わないようにしたいと思ったことです。私は会社の社長という立場ですし、業界の第一線で長いこと仕事をしているので、気付いたら私に指示・アドバイスをしてくれる方が、妻以外(笑)周りにいなくなってしまいました。会社の部下や仕事上付き合いのある方、若いパパ友・ママ友たちからも、いろんなことを学ばせてもらおうという意識を持って接するように心がけています。実際、特に20代・30代の若い皆さんからは、私にはない感性を感じて勉強になる場面が多いです。妻はもちろん、(小学生や幼稚園児の)子どもたちと話をしていても、「へー、そういう視点があるのか…」と感心することもあります。
今回、ご縁があって得度させていただき、僧侶資格を取得しましたが、こちらの業界では私はまだまだ若葉マークの身です。文字通り毎日が勉強です。これからも、「へー、そうなんだ!」を大切にして、日々精進して参ります。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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