書いた人:山田春樹
書籍『人生を変えるのに修行はいらない』を2度読み、特に心に残ったのが「死を意識する」という考え方でした。自分があと何日生きられるのかを実際に計算してみると、残された時間が具体的な数字として見えてきます。「残り12000日」という数字を前にして感じたこと、そしてそこから「今」の過ごし方を考えた本レポートです。
「わきまえない」仏教の本を読んで
愛葉代表の『人生を変えるのに修行はいらない』を手に取り、じっくり2回読み通しました。これまでも仏教に関する本は読んできましたが、タイトルの通り「わきまえない」、今までにない仏教の本だと感じました。
最後の対談の項でも、宗派を越えて仏教を伝えようと行動されているお二人の慣習や常識にとらわれない考え方に学びと刺激をいただきました。
仏教という、何千年も前に説かれ、その時代・場所・人に合わせて対応していく柔軟な教えが、私たちの「今」、そしてその積み重ねである「過去」「未来」を良くしていく。本当に人生を変えていける可能性を感じました。
自分の残り日数を計算してみる
さて、書籍を読み終えて惹かれた箇所は数多くありましたが、その中でも「今」の自分が特に大事だと感じたのは、「死を意識する」ということでした。
今まで読んだ仏教関係の本でも、「死を意識する」といった文言はあったと思います。しかし愛葉代表は、さらに「自分があと何日生きられるか?」と、具体的な数字を持って死を意識する方法を示されていました。
早速、自分の残り日数を計算してみました。両親が現在70代なので、自分もその年代まで生きるとして考えると、残りの日数は12000日程度ということでした。
この数字を見て、短いと感じるか、長いと感じるか。今の自分はどちらともいえない、よくわからないというのが正直なところです。
1日ずつ減っていく「今」を大切に
しかし、残りの人生を数字として意識できるようになったことで、1日1日確実に減っていく人生の中の一瞬である「今」を、大事に生きなきゃね、と考えるようになってきました。
今後も仏教を学び、生活に、仕事に、その教えを活かしながら、自分と仏教を深めていきたいと思います。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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