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期待に惑わされず、次の機会を待つために

期待に惑わされず、次の機会を待つために

書いた人:伊藤勇気

楽しみにしていた予定が、急な事情でなくなってしまうことがあります。旅行やライブなど、期待が大きいほど落胆も大きくなります。「期待」という言葉を「機会を待つ」と受け止め直し、キャンセルや予定変更の中にも、次の時間を見つけていく考え方がつづられています。

楽しみにしていた予定がなくなる時

期待して、楽しみにしていた予定が急にキャンセルになってしまい、がっかりすることは誰にでもあると思います。たとえば、すごく楽しみにしていた旅行が、台風で飛行機が飛ばずキャンセルになってしまった。あるいは、なかなか手に入らないライブのチケットを手に入れたのに、体調不良で行けなくなった、などです。

他にも、楽しみにしていたのに思わぬトラブルで散々な目にあった、ということは、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

「期待」を、機会を待つこととして見る

「期待」という言葉は、「期」会を「待」つ、と読むこともできます。もしそういうことに出会った時、もしかしたら「今はその時ではない」のかもしれません。

無理に悪天候の中を飛ぶ飛行機は、墜落するかもしれません。体調不良を無理して行くライブは楽しめないですし、より体調を悪くして、他の大きな病気を呼び、命の危険にさらされることがあるかもしれません。

そう考えたら、そのキャンセルは「もっと丁寧に生きるための時間を与えられたのだ」とも考えられます。

次の機会を待つ

「期待」を裏切られたと感じた時は、「ああ、今はその時ではなかった」と観念して、次の「期」を「待」つ。その次の機会は、きっと今よりも良いものになります。

次の旅行のためにもっとお金を貯めて、プランを練ってもいい。ライブだったら、もっと見やすい席を、あるいはもっと演者と近い席を狙ってもいいでしょう。

考え方一つで、きっと見え方は変わります。人生は有限で、いつこの世との縁が切れるかは分かりません。いつこの世との縁が切れるかわからないのだから、しょんぼりして怯えるよりは、次のワクワクを探して「期」会を「待」つ方が良いのでしょう。

こういうのも縁だと思います。考え方一つで、すべての物事を幸せに変えていける。すべて決めるのは自分自身だと、いつも自分に言い聞かせます。

みんな、主人公であろう。

南無阿弥陀仏。

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監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

愛葉宣明 著 『仏陀経営』ほか
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