誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

晩婚化時代に考える「ご縁」の深さ:仏教の視点から紐解く出会いの奇跡

Report by 釋 浩徳

家族の慶事と新たな「ご縁」の広がり

去年から今年にかけて、息子と娘が立て続けに結婚式を挙げました。晩婚化や未婚化が進む昨今、二人とも「ご縁」に恵まれたのだろうと感じています。一方のお相手は沖縄出身、もう一方は中国地方(山陰)の方で、新たに我々親族にも大きな「ご縁」ができたことになります。

年齢を重ねて気づく、新たな出会いの尊さ

この年齢になると、なかなか新たな出会いというものは生まれてこないものです。だからこそ、こうした家族を通じた新しい出会いやつながりはとても心が弾むものだと実感しています。新たな親族が増えることで、世界が広がり、これまでとは違った価値観に触れる機会を得られることは、何物にも代えがたい喜びです。

僧侶としての視点が得た「ご縁」の再認識

僧侶になる前と後では、人との出会いに対する感じ方に大きな変化が生じてきたと感じています。以前は単なる出会いでしかなかったものが、修行を積む中で、やはり「ご縁」というものが強く意識されるようになりました。仏教の教えに触れることで、出会い一つ一つの重みが全く違うものとして感じられます。

偶然や必然を超えた、奇跡的な出会いの積み重ね

ここで、この人たちと知り合い、関係ができるということは、そこまでに数々の偶然や必然、運命的な出会いの積み重ねがあっての今、この瞬間なのだとしみじみ感じてしまいます。もはや、奇跡的な出会いだとさえ感じるのです。結婚という形で結ばれた二組の夫婦を見ていると、この世のすべてが深い「ご縁」によって成り立っているのだと改めて痛感します。

視点を変えることの大切さと感謝の共生

全く同じ現象でも、見る視点や角度が少しでも変わると、ガラッと感じ方が変化することがあります。僧侶という新たな視点を得た今、人生におけるさまざまな出来事に感謝や感動を実感しながら、その喜びや温かさを一人でも多くの人と共感しながら共生していきたいと願っています。すべては「ご縁」の賜物であり、このつながりを大切に生きていくことが、仏教徒としての務めだと考えています。

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

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