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頑張りすぎを手放す:仏教の視点から考える「報われない努力」と心の軸の定め方

Report by Hosokawa Kouichi

(「あなたはもっと報われていい」の著書の内容に基づき)「頑張る」のをやめたら何が残るでしょうか?

報われない努力から心を解放する

この問いと、その内容を読んでみて、「努力は実を結ぶ」とは必ずしも限らないと実感しました。確かにいくら頑張っても結果が出ないときもありますし、あるいは頑張ってもいないのに結果が出る時もあります。その中で、頑張っていることを「やめてみましょう」と記されています。

執着を選別し、目標の「軸」を定める

しかし、自分の目標とする「軸」は決して捨ててはいけないと思います。大切なのは、無益な「執着」を選別し、真に目指すべき「軸」を定めることだと気づかされます。ですが、「焦っては事を仕損じる」という言葉もあります。いくら頑張ってみても「結果」が出なければ「報われない」と感じてしまうのが人間の常です。

仏教的な視点から「頑張りすぎない」スイッチに切り替える

私の考えで述べてしまいましたが、「今」の私の立場から考えてみて非常に重要な「目標」があります。それは「宗教法人」を他県に移動するという事案です。一昨年から県庁と掛け合っていますが、窓口の担当者が変わると指示内容が変わってしまう状況にあります。この目標自体は焦ることはないのですが、おそらく2年、3年とかかることは自覚しています。そのうちにまた県庁の担当者も変わることでしょう。

ですから、ここで「頑張る」スピードを緩めて「頑張りすぎない」ペースで進めることに「スイッチ」を切り替えてみようと思います。過度な努力を手放すことで、長期的な視野を持ち続けることが可能になります。

焦りやイライラを手放し、成果を生み出す秘訣

そうすることで、必然的に「やるべきこと」が見えた時に、楽しみながら取り組めることだと思います。焦らず、「イライラ」せずに取り組むことが、結果として良い成果を生み出す秘訣かもしれません。仏教の智慧は、私たちに心の平穏をもたらします。絶えず「南無阿弥陀仏」を唱えながら心を落ち着かせ、「目標」に向かって着実にまいりたいと思います。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員、仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰でもすぐ「得度」をできる活動を推進中。