誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

人生はたし算じゃなくひき算

人生はたし算じゃなくひき算

 私達はこの世に生を受けた瞬間から、実はもう、十分なものを持っています。本当の豊かさを、しっかりと手にしています。

 それを物質的なもので見ると、不十分に感じたり見えたりもしますが、育つ過程において持つ欲や執着によって、ないものばかり、不足ばかりに目を向ける習慣をいつの間にか身に着けていき、あれこれとたくさんのものを買い求めたり、自分に課したり、高じてしまうと人から奪ってまで、その不十分を埋めていこうとします。

 もちろん、人生における喜怒哀楽を経験するためには、不足感や不十分さを味わうことも大切ではあります。でも、そこを味わうことが叶った後には是非、人生はたし算ではなく実はひき算であることに、気付いて欲しいものです。

 夢、幸福、成功、お金、健康、名誉など、これらを欲しいと欲を持つと、頑張って頑張って、一生懸命頑張って手に入れ、どんどんどんどん、たし算をしながら生きています。

 だけどこれらは所詮、幻。培った価値観や固定観念によって出来上がった、余分なものと位置付けても良いくらいのもの。

 これらをたくさん背中や肩に背負いながら「苦しいよ、苦しいよ」と、もがきながら生きている人が何と多いことでしょう。それらの余計なものを1つずつ手離していく、背負っているものを捨てていく、これが出来るようになると、生きることそのものが俄然、楽になっていきます。

 人生はたし算ではなくひき算。

 生まれた瞬間に実はもう手にしていた、本当の豊かさを思い出すことが出来たら、幸福感で包まれる毎日は、すぐに目の前にやってきます。

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

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