私は4年前まで高校教員をしていて、よく子どもたちに、生きる力の大切さを伝えてきました。そして、今は自分自身が、どう生きていこうか模索していて、生きる力が必要であることを実感しています。
今は世の中の変化の流れが激しくて、その流れについていくだけでも大変です。私は、以前は自分の考えに固執し、簡単に曲げなかったので、必死になって頑張っていた割には色々な事が空回りだったような気がします。今は、自分を大切にし、流れに従って身を任せようと思えるようになりました。その方が負担もないしうまくいく事が多いと感じます。
能登でお話をお伺いしていると、生き残ったことに罪悪感を持っている方が結構多いことに悲しくなります。私はそういう方には必ず、「生きていてくださりありがとうございます。」とお伝えしています。人はその存在だけで充分に素晴らしいし、ありがたいことです。
命があることに感謝し、まずはそれぞれが自身を労り、大切にすることが必要です。
人生にはいろんな出来事があり、経験が学びであると知ってはいても、そう思えないくらい辛く悲しい時もあります。人は人によって救われると思いますので、私は自分なりの想いや方法で、これからも寄り添っていきたいです。
ひとりではなかなか生きる力が持てなくても、助け合いながらであれば、大きな力が生まれると信じています。






















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員、仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰でもすぐ「得度」をできる活動を推進中。