誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

「仏陀経営」を読んで

愛葉宣明 仏陀経営

 愛葉代表の3冊目のご著書「仏陀経営」を拝読しました。既刊の2冊とはまた違った視点での気付きがありました。

 まず、仏教の永遠のテーマでもある「死」「苦」について改めて考えさせられました。「なぜ人々は経験したことがないのに死を恐れるのか?」「人生は思い通りにならず苦しいことばかり」という問題提起は、一生かけて考えても結論が出ないような気がします。

 現時点での私なりの結論は、「人生が思い通りにならず、終わり(死)がいつ来るか分からないから、未知の怖さがあると同時にとても面白い」ということです。「今この瞬間」を大切に生きて、様々な困難を1つずつ乗り越えて行くことで、自分の成長に繋げて行くことが、私たちの課せられた使命なのだと思います。

 人生の成功は「運」で決まるという考え方は、字面だけ見たら受け入れ難く感じてしまう方も多いのではないかと思いました。しかし、愛葉代表のお考えになっている本質を理解すれば、とても共感できます。努力を最大限したら、あとはなるようになると考えることによって、必要以上に思い悩む必要がなくなり、次に向けてまた前向きに取り組んで行けるのだと思います。

 今回一番目から鱗だったのは、後半の「人と競争しない」「友だちはいらない」「自分を優先せよ」という部分の言説です。いずれも、自分の芯をしっかり持って、自信を持って人生を歩んで行こうということだと思いますが、周りの人と自分を比較して悩んだり、自分の意思を殺して人と迎合することによって、失うものがあるということを改めて考えました。人生は短いので、そんなことをしている場合ではないという、愛葉代表の熱いメッセージだと受け取りました。

 最後に、自分と周りの人を幸せにすることについてまとめられていましたが、仏教を学ぶ意味としても、人生の究極の目的としても、やはり最終的にはここに行き着くのだと思いました。ここについても、どうすればいいという結論はすぐには出そうにありませんが、今後の人生の最大のミッションとして、日々悩みながら取り組んで行きたいと思います。

 今回も、様々な気付きをいただきました。ありがとうございました!

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

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