仕事の悩みが尽きない時:立ち止まって現状を把握する重要性
今までやってきたことの進捗が、思っていた以上に悪かった。 完了したと思っていた処理が、実はまったく進んでいなかった。 準備を進めなければならないのに、必要な物が揃っていない。 このように、仕事での悩みが尽きません。
こうした問題に直面した時、何よりも大切なのは、一度立ち止まり、今の正確な状況を把握することです。
最終的な目標は何か、何が足りないのか、どの作業が滞っているのか、何が必要なのか——まずは「現状把握」を徹底的に行います。この分析なくして、正しい一歩は踏み出せません。
業務効率化のための具体的な行動
現状が把握できたら、次は優先順位を見直します。
段取り(優先事項)を再確認し、作業順序を入れ替えてみたり、方法を変えてみたり、時には誰かに頼ってみたりと、様々な手段を考える。そのうち業務は自然と回りだし、勢いさえつけば何とかこなしていけるものです。業務改善は、冷静な現状把握から始まるのです。
仕事の悩みが人生の課題に繋がる
この仕事で実践した「立ち止まり、見直す」というプロセスは、これは人生においても同じではないか、とふと気付きました。
迷ったり、困ったりした時こそ、仕事と同じように内省を深めます。
人生の優先事項を見直す内省のプロセス
内省を通して把握すべき問いは以下の通りです。
- 自分はどうしたいのか。
- 自分に足りないものは何なのか。
- 自分はどう行動すべきか。
- 必要なものはあるのか。
優先事項を考え直し、実行の順番、方法を変えたり、信頼できる人に相談したり、たくさんの可能性を考えてみるのです。
「こうしなければならない」という先入観を無くして、何を優先するか、どうやるか。どう生きて行くかを追求してみる。これが、仏教における「内観」の視点にも繋がります。
様々な手段があると分かると、悩んだり、辛くても、仕事も人生も、なかなか面白いものに思えて来る。この瞬間を大切に、丁寧に生きていきたいと改めて感じます。






















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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