今まで経験してきた悲しいこと、腹が立つこと、惨めなことに縛られて生きてきたことに気が付きました。そうです、これこそが手放すべきもの。執着してはならないものなのです。
今まで、これらの事柄に頭の中を占領されてなかなか忘れることができずにいました。しかしながら、私には、素晴らしい友がいました。心からの「前を向け」という言葉にこれらの悲しいことを手放し、やっと前を向く勇気が持てたところです。
これらの悲しいことを手放すことが、どれだけ難しい事か。何十年も悩み続けた事をいま、やっと手放し、新たな自分を見出せそうな気がします。友と出会ったのは、きっと偶然ではなく必然と確信できる今日此の頃です。
彼女の最後の言葉を肝に銘じて、私は、今日も人の笑顔や悲しい顔を見ながら1日を過ごして行きます。人の嬉しさや悲しさを感じながら。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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