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寺子屋

日々、生きづらさや困難を抱えた高校生、大学生と接している仕事の中で感じることは、もっと早い段階でこの子たちと出会えていたら、何かしらもう少し、生きることの楽しさや、喜びを知って過ごさせることができたのかもしれないな。ということである。

 個々の家庭の事情や本人のもって生まれた「特性」は、その子には何の責任も非もないことで、責められたり、非難されたりするのは、全くのお門違いで、ましてやそれによって不利益を被るなど、あってはならないことだ。

人には誰でも安心できる「居場所」が必要で、それは家庭であったり、地域であったり、或いは学校かもしれない。

大人たちにとっては、行きつけの居酒屋とか趣味の時間を過ごす場所、中には職場が一番心安らぐ・・なんていう人もいるだろう。

いずれにしても、日々ストレスにさらされて、疲弊したココロを癒す場所や時間は誰にでも必要不可欠だ。

仕事で接する子どもたちの中に、明らかにそうした安心できる場所を持てずに生きてきたと思われる子が一定数存在する。彼ら彼女らは一様に、不安で、怯えて、不信感を持ち、時には激しい攻撃性を見せて、他人が近づくことを嫌う。 

長い時間をかけて、少しずつ距離を縮めることが出来る場合もあれば、とうとう心開かせることが出来ないで終わってしまう場合もある。ある程度年齢を重ねてしまうと、心を溶かすのは容易ではない。
痛感するのは、「もっと早い段階で・・」である。

 江戸時代、盛んであった寺子屋。地域に根差した寺社が、読み書きや道徳教育を行ったもので、基本的に個別指導であり、時には悩みごとの相談や、お腹をすかせた子には食事の提供もあったという。

 仏教をベースに、教育・道徳・子ども食堂、のすべてを備えていた教育機関である寺子屋。今こそ必要な「居場所」なのではないだろうか。

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