諸行無常と言う言葉は国語の教科書にも出てくるので何となくは知っていましたが、改めて身の回りを見渡すと、本当に全てが諸行無常なのだと愕然とします。
ずっと若いつもりでいたのに子供の運動会で体力の衰えを感じたり、永久を誓い合った仲なのに突然に別れが訪れたりと、事あるごとに諸行無常を実感しています。
若い頃はともすれば、自分だけはこの真理に従わずに生きていけると思いがちですが、全くそのような事はありませんでした。
今はたとえどんな変化であろうとそれを受入れ、より有意義に生きて行けるように行動できるようになりたいと願うばかりです。
そのためには、変化の「結果」に一喜一憂せずに、「過程」を心底楽しむ事が大事だと思います。
なぜならば、常に変化しているのであれば「結果」はそこに存在せず、そこには「過程」があるのみだからです。
諸行無常には哀しいイメージが付きまといますが、むしろポジティブに捉えて行こうと思います。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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