誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

「死と向き合う」体験が教えてくれた人生の教訓:後悔なく生きるための仏教的視点

「死と向き合う」体験が教えてくれた人生の教訓:後悔なく生きるための仏教的視点

書いた人:板垣学

10年で親族を三人見送った経験から、本レポートは「死と向き合う」ことが日々の生き方をどう変えるのかを率直につづります。病と事故、予測できる別れと突然の別れを経て、後悔を減らすために何を整え、家族や周囲にどう優しくありたいか。仏教的視点を手がかりに考えます。

親族の死から学んだ人生の教訓

私の家族はこの10年で3人の親族をなくしました。祖母は96歳と人生を苦労しながらも全うできたのではないかと思います。

その数年後、母親が胃がんで治療の甲斐なくなくなりました。73歳でした。元気な時はいろいろなところに行き楽しい人生を生きてこられました。癌がわかってからは治療にて髪の毛は抜けつらかったと思います。つらい分元気づけてあげて笑った顔を忘れることはありません。すごく優しかった母でしたので死はつらかったです。

自分より父親がつらかったと思います。すべて母親がごはんなど家事をしてくれていたので頼ってたのに一人暮らしとなり私は時間があるときにだけ実家に通っていました。しかし父親は小言をいう性格だったもので自然と実家に行く回数も少なくなりました。

予期せぬ死が問いかけるもの

その父親が昨年、事故で急死しました。私は死を受け入れられずどうしていいのか、これから実家を継ぐとしても何からしたらよいのか、何がどこにあるのか、すべてが苦労しました。そこで私は、死は病気などである程度分かるならよいが、いつどんなことで死に至るのかを痛感しました。

これは自分もいつどうなるかわからない。75歳までは生きたいと思っていても60歳になるかもしれないそう考えると怖い反面子どもたちに苦労させないためにはどうしたらよいかと考えました。

自分もできれば長生きはしたいと思います。しかし誕生は予測はできますが死は予測できません。これからの人生家族、周りの方々にも優しく接してよい人生を送りたいと思います。

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

愛葉宣明のコラムはこちら