日々を過ごすなかで、人生がつまらないと感じることはありませんか?満たされない感覚が常につきまとい、人生を謳歌しているように見える他人を羨んでしまう人もいるのではないでしょうか。
人生がつまらないと感じてしまう心理の奥には、さまざまな原因があります。
この記事では、人生がつまらないと感じる人の共通点や年代別に人生がつまらないと感じてしまう原因を詳しく解説します。合わせて、人生を楽しむアイデアや「物足りない」と感じてしまうマインドを変えるヒントを紹介します。
人生がつまらないと感じてしまう人や、自分自身のマインドを変えたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
人生がつまらないと感じる人の共通点とは?

「目標がない」「生きがいを感じない」「楽しい事や嬉しい事がない」
あなたは、こんな感情を抱いていませんか?
人生がつまらないと感じている人には、いくつかの共通点があります。
これらの共通点のなかに、人生をつまらないと感じてしまう原因が隠されていることもあるでしょう。
まずは、人生がつまらないと感じる人の共通点を知り、その心理状態やマインドを理解していくことから、改善点を探してみてください。
孤独を感じている
人間は社会的コミュニティのなかで生きる生き物です。他者との関わりを必要とし、支え合い、助け合うことで自己実現、幸福追求、生存、繁栄しています。
これらは、私達人間の本能であるといってもよいでしょう。
社会のなかで孤立してしまうと、幸福を感じるためのさまざまな欲求が満たしにくくなってしまいます。
なかには、集団に馴染めず、傷付き、他人との関わりにトラウマを抱えてしまっている人もいるかもしれません。
しかし、世の中には多くの人間が存在します。あなたを受け入れ、あなたが受け入れられるコミュニティがきっと存在します。心地よく過ごせるコミュニティを探すことを諦めないことが大切です。
傷付くことを恐れて孤立し、他人を拒絶し続けてしまうと、つまらない毎日から抜け出せなくなってしまうでしょう。
ネガティブ思考
毎日がつまらないと感じている人は、ネガティブ思考の人が多いです。
ネガティブとは、否定的で消極的な意味を持っています。希望を探すことを諦め、消極的であることで、失敗することや傷付くことから逃げているともいえるでしょう。
あなたが「この人は人生が楽しそうだな」と思う人のなかにネガティブな人はいるでしょうか?失敗を恐れず、傷付くことを恐れず、前向きに自分の求める物を探す人ではないでしょうか。
ネガティブ思考は自分の可能性を狭めてしまう気質です。挑戦を阻み、努力することを避けるマインドになってしまうことも多いでしょう。
また、多くの人はネガティブ思考な人を好みません。集団のなかにネガティブな思考の人がいると、楽しく明るいポジティブな雰囲気が壊れてしまうからです。ネガティブであることが理由で、他人から疎まれ孤立してしまうこともあるでしょう。
毎日同じルーティーンで過ごしている
毎日同じルーティーンで過ごすことは、悪いことではありません。自分のペースを乱さず、健やかに過ごせるのであれば、ルーティーン守ることは大切です。
しかし、ルーティーンを強制されている状態や自分に合っていないルーティーンを続けている場合、毎日同じことを繰り返す日々に鬱蒼とした気持ちが芽生えてくることもあるでしょう。
人生がつまらないと感じている人のルーティーンは、元々自分の望まないルーティーンであることが多いです。激務で帰宅時間も遅く、家に帰って眠るだけの行動がルーティーン化してしまっていることはないでしょうか。
一方、ルーティーンによって日々を楽しく過ごしている人は、「自分のため」のルーティーンを持っています。自分のためのルーティーンとは、健康に過ごすこと、人生を充実させること、楽しむことを目的としたルーティーンです。
ルーティーンで過ごすこと自体は悪くありませんが、ルーティーンの中身を振り返ってみるのがよいでしょう。
ストレスが溜まっている
普段は健やかに日々を過ごしているのに、突発的に人生がつまらないと感じてしまう人は、ストレスが溜まっている可能性があります。
やるせない苛立ちや理不尽、受け入れたくない現実など、強いストレスを感じて投げやりになってしまっている人も少なくないでしょう。
ストレスが解消されれば、マインドが変わる事が多く、継続的なネガティブ思考に陥ることがないのであれば問題ないでしょう。しかし、定期的にストレスが溜まり、投げやりな気持ちになってしまう人は注意が必要です。
定期的にストレスが溜まる人の場合、うまくストレスを消化できていなかったり、ストレスの原因が身近に存在していたりする可能性があります。
時間の経過と共にストレスは薄れていきますが、完全に消し去るのは難しいでしょう。じわじわとストレスが溜まり続けると、ある日大爆発を起こしマインドの立て直しが難しくなることもあります。
目標がない
目標をもって過ごす人は、人生を謳歌し溌剌とした日々を送っていることが多いです。なぜなら、毎日少しずつ目標に近付いているからです。
「お金を貯めて海外旅行に行く」「仕事を頑張って昇進する」など、目標を持っている人は日々目標のために生きているという実感を持っています。
一方で、人生がつまらないと感じている人の多くは目標を持っていません。
目標がないからこそ、生きる意味や指針がなく、ただ流れに身を任せているだけなのです。
ここで押さえておきたいのが「目標を持たない理由」です。
目標は些細な事でも構いません。それなのに、目標を持てない人の場合、目標達成できなかった時の辛さや苦しさ、やるせなさから逃げているケースがあります。また、目標に向かって努力することを面倒に感じているケースもあるでしょう。
人に享受されるものを受け取るばかりで、自発的な行動をとらないから、目標を持てないという人が少なくありません。
疲弊している
仕事や家事に追われて疲弊していると、他人とのコミュニケーションに割く労力を節約しがちです。誘われても疲れているから家に帰りたいと思ってしまうケースが少なくありません。
段々と交友関係が狭まり、孤立してしまうこともあります。
また、疲弊している時はポジティブなマインドを保つのが難しくなります。今以上の努力はできない、苦しみに向き合う気力がないなどの理由で、ついついネガティブなマインドになり、目標も見失いがちです。
年代別の人生がつまらないと感じる傾向

人は、さまざまな年代で特有の悩みを抱えがちです。あなたが今人生をつまらないと感じてしまう原因は、年代特有の状況や悩みが原因かもしれません。
続いては、年代別の人生がつまらないと感じる傾向をみていきましょう。
20代は忙し過ぎる人が多い
親に庇護されて自由を満喫した10代が終わり、20代になって社会人デビューした人は、新しいコミュニティのなかで忙しい日々を送ります。
新社会人として覚える事や勉強する事が多かったり、自立して一人暮らしを始めたりする人もいるでしょう。
また、体力があるため遊びや恋愛に忙しくしている人も多いです。自分では楽しい毎日を送っていると思っていても、知らず知らずのうちに疲弊してしまうケースが少なくありません。
気付いたら、人生に疲れきってしまい毎日がつまらないというネガティブなマインドになってしまっていることがあります。
20代は忙しいからこそ、体が発するSOSに耳を傾けてあげましょう。体力があるから、若いからと油断していると、気付かないうちに人生がつまらないと感じてしまう状況に陥ってしまうことがあります。
30代は「頑張って当たり前」と言われがち
30代は人生が大きく変わる転機の年代と言えます。結婚や出産、転職、昇進など、家庭や仕事でさまざまな変化が起こることが多いです。
転機と共に、役割が与えられることも少なくありません。
「一家の大黒柱なんだから」「お父さん・お母さんになったんだから」「転職したてなんだから」「昇進したんだから」それぞれの役割に応じた努力が求められます。
期待に応えようと努力しても「頑張って当たり前」と一蹴されてしまうこともあるでしょう。
人は、見返りを求めます。そのため、頑張っても努力が認められなかったり感謝されなかったりすると、何もかもが嫌になってしまいます。
30代で人生がつまらないと感じてしまう人は、周囲の期待に応えようと頑張り過ぎてしまっているかもしれません。
40代は体力の低下がきっかけの場合も
40代はシニアに向けて徐々に体力が低下してくる年代です。しかし、気持ちはまだ体力があった時のままなので、知らず知らずのうちに無理をしてしまうことも少なくありません。
30代のマインドのまま40代の体で行動すると、キャパオーバーになって疲弊してしまいます。
また、40代は体の不調が次々と現れる年代でもあります。これまで病気をしたことがなかった人でも、思わず病気が見つかることもあるでしょう。
体調不良から気持ちが落ち込み、人生がつまらないと感じているケースも少なくありません。
50代は将来に漠然とした不安を感じやすい
50代は体力の衰えを実感し、将来に対する漠然とした不安を感じやすい年代です。
子どもが自立して完全に子育てを終える人もいるでしょう。
これまでがむしゃらに子育てや仕事に取り組んできたからこそ、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちになってしまうケースも少なくありません。そんな時にフと「この先、自分はどんな人生を生きるんだろう?」と思う人が多いようです。
自分の役目を果たして燃え尽きてしまったため、次の目標を見つけられず人生をつまらないと感じてしまう人もいます。
既婚者は人生がつまらないと感じやすい?

結婚や子どもの有無によっても人生がつまらないと感じる傾向は異なります。
既婚者のなかには、夫や妻、父や母の役割に縛られるあまり人生がつまらないと感じるケースが多いようです。
特に、家族に感謝されない、社会で評価されないなど、自分の努力が報われていないと感じるケースでは、人生をつまらないと感じる人が少なくありません。
既婚者は独身に比べると制限されることが多いです。だからこそ、努力に対して評価や感謝が足りないと感じると「自分はこんなに我慢して頑張っているのに…」とネガティブな感情に飲み込まれてしまう事があります。
結婚することや子どもを持つことを決めたのは自分自身です。
しかし、「自分で決めたことなのだから」と、自分を追い詰めてしまっても何も解決しません。
人生がつまらないと感じる人のなかには、自分ひとりで色々な事を抱え込み過ぎてしまう人もいます。
家族を振り返り、自分が抱えている荷物を少し軽くしてみてはいかがでしょうか。そうすることで、人生を楽しむ余裕が生まれる可能性があります。
無気力になるのはうつが原因の可能性も

人生がつまらないと感じる人のなかには、物事に対して無気力になってしまうケースもあります。
しかし、なかにはマインドや体調の問題ではなく、うつ病をはじめとした精神疾患が原因の可能性もあります。
- 気分が落ち込む
- 何となく疲れやすくなった気がする
- 夜に眠れなかったり眠りすぎて起きられなくなったりする
- 集中できない
- あらゆることに興味を持てない
上記に当てはまる人は、うつ病の可能性があります。
急に人生がつまらないと感じ、無気力になってしまった人や、心身に不調を感じている人は無理をせず医療機関を受診するのがおすすめです。
きっかけがあればつまらない人生は変わる
今回は人生がつまらないと感じる人に向けて、原因やマインドを切り替えるポイントを紹介してきました。
人生がつまらないと感じていても、人は生きていくためにやらなければならない事が多くあります。鬱蒼とした気持ちで、目の前の作業に取り組むのは辛いと感じることもあるでしょう。
だからこそ、やらなければならない事や終わりない人生に対して前向きに進めるよう、ネガティブなマインドを切り替える必要があります。
ネガティブなマインドになる理由を理解し、ポジティブなマインドに切り替えていってみてください。
仏陀倶楽部では、人生をかえるさまざまなヒントや情報をお届けしています。つまらないと感じる人生を変えるヒントを得たい、きっかけが欲しいという人は、ぜひチェックしてみてください。






















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
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