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頑張っても報われないのはなぜ?改善するためのヒントをご紹介

仕事も恋も人間関係も、努力しているのになぜか報われない。そんなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいますか。この文章では、報われるようになるためのヒントや考え方を、シチュエーション別にご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

仕事頑張っても報われない!と思ったときに試したい5つのヒント

  • 人に相談する

仕事の詳細について完全に理解していないのに、何回も質問すると先輩や上司に迷惑ではないかと考えてしまい、自己判断で仕事を進めてしまうことはありませんか。

見切り発車で仕事をすると、求められていた内容と実際に仕上がった内容が異なり、仕事をやり直さなければならなくなる可能性も高くなります。疑問点はその都度解消したほうが、仕事の軌道修正もしやすくなり、2度手間にならずに済みます。

また、優しい人は忙しくても仕事を断れずに、『困ったときは●●さんに頼んでおけば良いだろう』と便利屋扱いされがちです。残業すれば何とかなるレベルならば、まだ良いのですが、納期に遅れて上司や取引先に迷惑がかかる可能性もあります。自分のキャパシティーを把握し、仕事を受けるのが難しい場合は、はっきり断ることも重要でしょう。

  • 優先順位を見極める

多くの仕事は、締め切りが決まっています。締め切りが早い仕事から順番に片付けるのが一般的ですが、締め切り内であれば時間の使い方は自由なので、自分なりに工夫することができます。

例えば、締め切りが早い定型業務に加えて、締め切りの遅い新規の仕事が入ってきた場合、まずは新規の仕事に着手。不明な点が見つかったら、上司や先輩に先に質問しておくと良いでしょう。回答が得られるまでにはしばらくかかる可能性もあり、待ち時間を減らすためです。その間に定型業務に取り掛かります。

定型業務の完了後、回答を基に改めて新規の仕事に取り組んだほうが、業務の効率化が図れると思います。

仕事で報われるためには、日々の仕事に追われるだけでなく、勉強など将来への自己投資も必要です。自分にとって優先順位が低い業務にはあまり時間をかけず、自分にとって重要な仕事に注力したほうが、仕事上は評価されやすいでしょう。

  • 人の評価を気にし過ぎず、自分の成長を認める

上司に褒められている同期を見て、自分はどう評価されているのだろう、とつい焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。

営業は新規顧客を獲得できた、など結果が見えやすいですが、事務仕事はできて当たり前と思われがちなので、自分を過小評価してしまうことも多いのではないでしょうか。

例えば、いつもは月末に残業するのに、今月は締め切りよりも早めにデータの入力をすべて終わらせることができた、今月は前月よりも修正の数が少なかったなど、少しでも自分の良かったところを見つければ、達成感が得られます。

人からは評価されなかったとしても、自分で自分をほめることでモチベーションも上がるはずです。

  • 正しい努力を行う

筆者が事務職の会社員を辞める直前、仕事の成果に応じて給料が変動する仕組みが導入されました。事務を効率化する仕組みを考えることが成果を上げる一番の方法でしたが、ついつい楽な定型業務から手を付けて、評価はされる可能性があるが、チャレンジングな仕事にはなかなか取り掛かれないことがありました。当時は今よりもプライドが高めだったこともあり、チャレンジして失敗することを恐れていたのも一因です。

自分ひとりで、成果を上げる方法や効率化するためのシステムの作り方などを考えていましたが、難しければ上司と相談し、解決するためのヒントをもらったり、サポートするためのメンバーをそろえてもらったりすることも重要だったな、と今振り返ると思います。

  • 自分がしなくても良いことは人に任す

これも会社員時代のお話です。『3コール以内に電話を取らないと相手に失礼』というマナーを新人時代に学んでいたため、たばこ休憩に行っていた同じグループの先輩の電話を3コール以内に取り続けていたことがあります。

自分の仕事が忙しい時期だったので、なぜわたしがひとりで取り続けなければならないのだろう、と勝手にイライラしていました。

近くに人は何人かいたので、3コール以内という慣習にとらわれず、誰か仕事の手が空いている人に電話を取ってもらっていればイライラせずに済んだ、と後から思いつきました。

まじめで責任感が強い方ほど、自分ですべてをやらなければならないと思いがちですが、自分の仕事でなければ、ほっておけば誰かが代わりにやってくれるかもしれません。ある程度割り切って、人に任すことも大事かと思います。

報われない恋から卒業したいときに。参考にしたい5つのヒント

  • 相手に合わせ過ぎない

恋愛に一途な方は、恋人に愛されたいため、洋服や趣味を相手好みに合わせたり、相手が浮気している可能性があったとしても強く出れなかったりすることもあるかもしれません。

しかし、すべてに関して恋人を優先すると、調子に乗って、都合の良い人扱いされやすくなります。また、あまりにも尽くしすぎると、恋人としてみてもらえず、母に甘える大きな子どものようになってしまう可能性もあります。

これを言ったら嫌われてしまうかなと考え過ぎず、自己主張すべきときは自分の意見を言った方が、対等な関係を保ち続けることができるはずです。

  • 自分の時間も充実させる

恋をすると、相手の動向が気になり過ぎて、SNSで動向を常にチェックしないとすまなくなってしまうこともあるでしょう。また、相手は本当に自分のことを好きなのか心配で、過干渉になってしまったり、束縛してしまったりする方もいらっしゃるかもしれません。

あまりにも恋に真剣になりすぎると、相手の方はその温度差に引いてしまうかも。仕事が忙しかったり、体調が悪かったり、友達と会う約束があったりするときは、自分を優先することも重要です。

デートの予定を断ったときの相手の反応を見れば、このまま付き合っていても良いのかな、という判断も付きやすくなります。例えば、体調不良でデートをキャンセルしたとき、あなたの体を気遣ってくれずに『せっかく予定を空けてたのに』といった文句ばかり言ってくるなど。そういう方とは、交際自体を見直す必要があるかもしれません。

  • まずは自分を愛す

自己肯定感が低めな方は、これをしたら恋人に嫌われないかな、などと他人基準で物を考えがちです。いつも相手のことばかり考える関係は、どこか自己犠牲的で疲れてしまい、結局恋が続かない原因のひとつともなってしまいます。

もちろん、相手のことを思いやることも大切ですが、まずは自分を愛し、どうしてもしたいこと(趣味や推し活など)は優先するなどすれば、自然体で恋愛できるのではないでしょうか。

好きなことに夢中になっている様子は、周りの方にポジティブな印象を与え、魅力的に見えるので、恋人に惚れ直してもらえる可能性も高いです。

  • 世間体を気にしていませんか?

周りが結婚ラッシュになったり、親から『結婚はまだなの?孫の顔を見たいな』と言われたりすると、つい期待に応えなければならないと思いがちです。

そろそろ年だし、とか相手の条件が良い(高収入や共働きで家事も手伝ってくれるなど)からという点で恋人を選ぶこともあるかもしれませんが、世間体を気にし過ぎている場合、本当にその人が好きなのか、1度立ち止まって考えてみた方が良いかもしれません。

結婚した後、相手のことを深く知ることでどんどん好きになっていく可能性も、もちろんあるでしょう。しかし、妥協で相手を選んだ場合、のちのち許せない点が出てきて、結局お別れする可能性も出てきてしまいます。

まずは、本当に今恋人は必要なのか、恋人とずっと付き合っていく未来が想像できるかを考えてみると良いでしょう。そうすれば恋人との関係性を見直したり、恋人と、より誠実に向き合うことができるようになったりするかもしれません。

  • 完璧な人はいない

白馬の王子様のように完璧な男性が現れると信じ、相手に足りない部分や欠点が見つかると、つい別れてしまう方はいらっしゃるでしょうか。

妥協で恋人を選ぶことは相手に失礼なだけでなく、自分自身も納得できないとは思います。ですが、人間は神でも仏でもないので、完璧を求めるのは難しいです。どうしても譲れないという部分を除けば、目をつむることも重要でしょう。

お互い間違ったら、意地を張らずに素直に謝り、許し合うことも関係が長続きする秘訣かと思います。

『この人とは初めてあった気がしない』といった直観も大切に、ぜひ運命の方を見つけてみてください。

人間関係を頑張っても報われない方必見!5つのヒントをご紹介

  • 人の機嫌に振り回されない

繊細な方は、人の気持ちに敏感なため、周囲の方の機嫌に気持ちを左右されやすいところがあります。

職場で先輩に相談を持ち掛けたら、冷たい態度を取られたとします。そのとき、『わたし、何か悪いこと言ったかな?』と、原因を見つけたくなるかもしれません。

原因はいろいろ考えられますが、低血圧で朝が弱いから、二日酔いで辛かったから、通勤電車で嫌なことがあったから、など、あなたが直接的な原因ではない可能性も多々あります。

普段と変わりなく接していているのに先輩の機嫌が悪いならば、あなたが気を病む必要はなく、たまたま機嫌が悪かったんだろう、と感情を手放すことも重要です。

  • 好きでしていることだから

例えば、旅行先で買ったお土産を家族や会社の同僚に配ったとします。それにもかかわらず当然のように受け取られると、『なんでお礼も言ってくれないんだろう?』と感じるかも知れませんが、目的はお土産を配ることで、お礼を言われるのは副次的なことです。

自分が好きでしていることだから、と思えば、配ったことで満足感は得られると思います。

配ったことで満足していれば、思いがけずお礼を言われたり、見返りやお返しをもらったりしたときに、うれしさが倍増するかもしれません。

  • 物事を善悪で判断せず、ありのままに見る

例えば、たばこは体に悪いし、なぜ吸うのだろう、とたばこを吸ったことがないわたしは思います。しかし、たばこを吸うことは犯罪ではないし、吸う人にとってはリラックス効果もあるかもしれないし、たばこ部屋で仕事の話が進むこともあるようなので、一概に悪いものとも言い切れません。

人によって好みや物事への向き合い方は異なるので、自分の価値観で、これは良い、これは悪いと決めつけない方が、精神の安定が図れ、イライラせずに済むかと思います。

  • アドバイスを取り入れるかどうかの判断は自分で決める

筆者の父親は公務員だったため、高校を卒業する前も大学を卒業する前も『公務員になれば』と言われ、馬鹿正直に試験を受けました。しかし、実際になる気がないため、試験勉強に身が入らず、どちらも不合格でした。

まじめな方は相手の期待に応えなければいけないと思いがちですが、実際に行う本人の意思が何より重要です。

アドバイスしていただいたことに感謝はしても、決定は自分で行った方が良いです。アドバイスした方も、軽い気持ちで言った可能性もあります。

自分で決定すれば、『あのときあの人が言ったから』と、過去にこだわらずに済みます。

  • その付き合いは本当に必要?

過去の同級生で年賀状をやり取りしていた方のうち、10年以上あっていないのにメールで一方的に悩みごとを打ちあけてくる方、年賀状に毎年『いつ結婚するの?』と書いて送ってくる方がいました。

悩みごとを打ちあけてくる方は、わたしの近況に触れてくることはなく(その当時は失恋直後でした)、自分の家族や職場の方の悪口を一方的に送ってきました。

もう一方の方は、25歳までに寿退社するのが当たり前の時代だったからか、わたしが結婚にまったく興味がないのにもかかわらず、その文面で毎年送ってきました。

どちらの方もわたしには興味がないようで、結局、今では年賀状のやり取りを行っていません。

学生時代はいじめを受けたこともあり、ひとりになることは怖く、いつも群れていました。しかし、年を重ね、同級生との価値観もずれてきます。もし、あまりにも価値観が変わってしまった場合、離れるという選択肢を選ぶのも、自分の心の健康のためには良いのかなと思います。

まとめ。努力だけでは報われないとお悩みの方は『仏陀倶楽部』で人生を変えてみませんか。

頑張りが空回りすると、自分に自信が持てなくなってしまうこともあるかもしれません。ですが、その頑張りを人は見ていなかったとしても、自分自身は見ています。そして、神や仏もきっと見守ってくれているはずです。

努力が報われないとお悩みの方は、『仏陀倶楽部』に参加してみませんか。『仏陀倶楽部』では、会員同士のイベントなどを通して、人間関係の悩みや不安を解決するためのヒントを学ぶことができます。仏教の合理的な方法は、これからの人生を生きる上で必ず役立つと思います。