人間関係にも、「適切な距離感」というものがとても大切です。
同様に、「仏様との距離感」もとても大切、というお話です。
今までのわたしの人生の前半は、仏様(神様)との距離感はかなり遠目でした。
「科学的に見て仏様は存在しない」という頑なな立場を取りながらも、割と神社やお寺に行くのは好きで、お参りくらいはしていました。
私のスピリチュアルブームが起きたのがおよそ10年前。そこから仏様がぐっと近づいて来ました。
「仏様の存在を信じてなくて愚かでごめんなさい」と思いながら、スピリチュアルにどっぷりのめりこみ、バカ高いスピ本を100冊以上読み、遠くの神社やお寺までお参りに行き、護符や龍の置物を買い、、、などと持ち前のはまり癖を発揮します。
このことは、自分の生き方にも影響を及ぼします。
それまでは、「自分が歯を食いしばって努力してなんぼ」の世界に生きていました。(ほぼ食いしばるまでやることはないが
ただ、仏様に近づき過ぎると、「仏様に好かれてたら良い」「潜在意識で思ってたら良い」のような、仏様を言い訳にして、行動するエネルギーが弱まり始めました。
「人事を尽くさず天命を待つ」のスタンスです。じゃ~、実際どうなったかというと、それでは現実はあまり動かない。至極当然ですね(笑)
スピリチュアル業界の人にはこういう人をよく見かける気がします。
別に幸せならいいんですけど☆
そこから、やっぱり現実を動かすために、また仏様との距離感を少し離し出しました。
色々経たおかげで、歯を食いしばるような努力はせずに、好きなことを突き詰め出しました。それでも、ぐっと腹に来る行動は必要です。
神様は、月初参りに行ったり、日々お水を上げてお祈りするくらいで、とてもバランスの良い、距離感を保ててると思います。
事業を推進するのにも、自分でガシガシ行動をし、神様が出会いを提供してくれて、という役割分担をしている感覚です。だからこそ、ますます自然と感謝の念が沸きあがります。
今の距離感が、私にとってもとても心地が良い。
あまりに畏敬の念を持ちすぎて遠ざけている訳でもなく、日々感謝し、尊敬もし、先生であり仲間のような感覚です。
この距離感になれたのも、右から思い切り左に振ってみて、中庸というポジションを取れたからだと思います。
この世は仏様なしには考えられません。
両親や家族、恋人との距離感もとても大切ですが、「仏様との距離感」を適切にすると、あなたの人生がさらに生きやすくなるのでおすすめです。

















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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