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人生を変えるのに修行はいらない、第二章を読んで

「人生を変えるのに修業はいらない」

 人生を変えるのに修行はいらない、第二章を読んで、印象に残ったことは、

 ”「自分の死を意識すること」は、今を充実させることに加え「自分の力ではどうしようもないことがある」と自覚するのに最適な手段だと考えています”

 という部分です。

 愛葉さんが同著でおっしゃる通り、現代は、自力、自己責任論の傾向は、やはりまだ残っていると思います。

 僕も「あのときこうできたのではないか?」「もっと仕事を辞めずに続けることもできたのではないか?」と悩むことがあります。でも、これと同時に「あの時は病気をしてたし」「あれは、ほかの要因もあったし」と、自分を守る根拠も出てくるし、結局のところ、今こうなってしまっている以上、どうにもできなかったと思うことがあります。

 結局のところ、自力でできる範囲は限られていますし、やれることをやったら、あとは任せるしかないなと思いました。

 僕は、小さい頃から、なにか物事を継続することが苦手で、すぐ習い事を辞めてしまう傾向がありました。辞める直前、自分を奮い立たせて頑張ってみるも、やはり、興味の無いこと、競争を掻き立てるものは、あまり好きになれず、やっぱり続きませんでした。その結果「自分はダメな人間なんだ」「社会不適合者」だ、自分を責めて、結果的には病気をしてしまい、そこからは「できること」「自分の気質」に合うことを仕事にしました。

 本当は、もっと輝ける職場、自己実現とか考えてしまいがちですが、それを求めると、仕事が続かなくなるのは目に見えているので、現在の職業は自分にとって最適解なのではと思うようになりました。

 阿弥陀様の本願に任せてみる、無理なものは無理と素直に受け止める、そんな気持ちで日々を過ごせるようになりました。

 115p「自力でどうにもならないことは、手放そう」これを心に刻んでおこうと思います。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員、仏陀倶楽部(BuddhaClub)代表
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰でもすぐ「得度」をできる活動を推進中。