Report by 細川孝一
諸行無常の理:いつ訪れるか分からない「死」を見つめる
仏陀倶楽部 愛葉代表も常に残されたいのちをもっと大切に考え、後悔をしない人生を送ってほしいと説いています。人生80年とは言え、現代では100歳を越える長寿の人が年々増加している傾向があります。私もあと数年で「日本人男性の平均寿命」に近づく年齢に到達する世代になっています。
健康であれば「死」を考える人は少ないかと思いますが、「今」の健康状態が「数時間後、数日後」に変化するかもしれません。事故により亡くなってしまう人もいるかもしれません。天命に逆らうことはできないのです。「まさか、こんなことが自分に起こるとは思っていなかった」と嘆くのが常です。
「あの時こうしておけば」という後悔を生まないために
「あの時こうやっておけばよかった」と後悔することが多いのではないでしょうか。これは、私たち自身の死生観が希薄であるために起こりがちなことです。
私も若かりし頃は「独立事業」を考えたこともありましたが、結果的に安定した収入を得る人生に進んでしまいましたが、これも「天命」だと思っています。しかし、後悔しない生き方とは、選択した道がどうであれ、「今」を最大限に活かすことです。
残された天命を精一杯生きる
仏陀倶楽部 愛葉代表は、私たちが残された時間をどう生きるべきかを問いかけます。大切なのは、寿命が長かろうと短かろうと、常に無常を意識し、自分の持つ「天命(いのち)」を精一杯充実させ、「報われた」人生だったと言えるように生きていくことです。
「報われた」と感じる人生観は、他者との比較ではなく、自分自身の内観によってのみ得られます。後悔の念を最小限に抑え、充実した生き方を築くために、日々を大切に精進していきましょう。
南無阿弥陀仏。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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