誰であっても僧侶になれる得度への道をご用意しています。

忙しい中で気付く「無い」の正体:仏教の視点で心の余裕を取り戻す

日常の「無い」が奪う心の余裕

人が足り「無い」、物は来「無い」、時間が「無い」。そうした「無い」状況を認識して日々仕事をする中で、自分の余裕まで「無い」状態になってしまっている。これは、外部の欠乏感に引きずられ、周りの「無い」という状況に、自分の心まで「無い」状態にしてしまっている状態です。

ふと立ち止まって内観してみると、「自分を生きていないなぁ」と感じることがあります。常に不足していると感じる環境に反応するばかりで、主体性を見失ってしまうのです。

欠乏感の正体は「認識」にある

しかし、仏教の教えに立ち返ると、そもそも「全ては実体が無いもの(空)」だとされています。もしそうであるならば、私たちが感じる全ての「無い」は、客観的な事実ではなく、自分の認識に起因するものだと捉えることができます。

「無い」は本当に「無い」のか?

私たちは、理想の状態や過去の充足した状態と現状を比較し、「欠乏感」を生み出しています。この欠乏感がストレスとなり、結果的に「心の余裕」を失わせているのです。しかし、物が実体を持たないのと同じく、「足りない」という認識もまた、固定された実体を持たない仮のものです。

「無い」を楽しむという視点

この認識が変われば、状況は一変します。無いなら無いなりで、その現状をどうにかしようと楽しんだ方が良い。何かを待ったり、誰かに期待したりするのではなく、目の前の制約された状況の中でこそ、創意工夫や小さな喜びを見つけ出すのです。自分の心は、外部の状況ではなく、自らの選択と行動によって喜ぶことができます。

忙しい日々の中で「心の余裕」を取り戻す鍵は、外部の「無い」に反応するのをやめ、内側の認識を改めることにあるのです。

仏陀倶楽部では、 こうした日々の迷いや立ち止まりを、

一人で抱えずに言葉にする場があります。

監修者 「愛葉 宣明」

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員

僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。

信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」

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