
花まつり・灌仏会とは、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事のこと。
キリスト教でイエス・キリストの誕生をお祝いするのが12月25日のクリスマス、仏教ではお釈迦様の誕生を祝うのが4月8日の花まつりになります。
「花まつり」は全国の寺院で仏教行事として行われ、仏に灌(そそ)ぐ”ことから「灌仏会(かんぶつえ)」と名付けられ、「降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、竜華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)」ともいわれます。
その起源は平安時代までさかのぼるといわれています。
また、花まつりの名称は明治時代に浄土宗が採用したものと言われています。
「花まつり」では、お寺の境内にお釈迦さまが生まれたルンビニの花園を表した「花御堂(はなみどう)」がつくられます。
桜、れんぎょう、木蓮など、たくさんの花で飾りつけた小さなお堂です。
その中にお釈迦さまの誕生仏が安置され、参拝者は誕生仏の頭上に甘茶をかけてお祝いします。
“お釈迦様の誕生日をお祝いする仏教行事”と聞くと身構えてしまいそうですが、厳格な作法はありません。
日本各地や地域で開催されているので、日程を調べて参加してみましょう!
花が多く咲く時期でなので、見頃と重なるとより一層お祭りが盛り上がります。
ただし、旧暦の4月8日や月遅れの5月8日に開催するお寺もあり、地域によって異なります。
主に関東地方では4月8日、関西地方では5月8日に開催される事が多いとみられます。
近くの寺院で「花まつり」が開催される際には、一度参加してみてはいかがでしょうか。


















僧侶、著述家、宗教法人得藏寺 代表役員
愛知県名古屋市出身。浄土真宗大谷派である名古屋大谷高校業後、20歳で独立起業。自動車販売業、美容事業、飲食事業、リサイクル事業と、次々に事業を立ち上げる。
独立起業後10年を経て自身の中に湧きあがる疑問と向き合うため、事業を整理し、ヨーロッパを中心に世界30カ国以上を旅する中で、多くの宗教や文化、習慣や常識の違いに触れる。
「人は生きているだけで毎日が修行」という考えに至り、時代が変化しても自然淘汰されない“在り方”を仏教に見出す。
現在は誰もが「得度」し、僧侶になれる機会を提供している。
信念は、「人生を変えるのに修行はいらない」
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