諸行無常と言う言葉は国語の教科書にも出てくるので何となくは知っていましたが、改めて身の回りを見渡すと、本当に全てが諸行無常なのだと愕然とします。
ずっと若いつもりでいたのに子供の運動会で体力の衰えを感じたり、永久を誓い合った仲なのに突然に別れが訪れたりと、事あるごとに諸行無常を実感しています。
若い頃はともすれば、自分だけはこの真理に従わずに生きていけると思いがちですが、全くそのような事はありませんでした。
今はたとえどんな変化であろうとそれを受入れ、より有意義に生きて行けるように行動できるようになりたいと願うばかりです。
そのためには、変化の「結果」に一喜一憂せずに、「過程」を心底楽しむ事が大事だと思います。
なぜならば、常に変化しているのであれば「結果」はそこに存在せず、そこには「過程」があるのみだからです。
諸行無常には哀しいイメージが付きまといますが、むしろポジティブに捉えて行こうと思います。