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娑婆の真意

私の偏ったイメージでしょうか?

「娑婆」という言葉は、映画やドラマでヤクザや犯罪者、警察関係者が出てきて、犯罪者が罪を償うために収監されていた密閉空間から解放されたあとの、自由な場を現わす言葉だと認識していました。

そもそも、この娑婆という言葉が仏教からきている事すら驚きでしたが、正確には、忍耐を現わすサンスクリット語の「saha」からきており、「耐え忍ぶ世界」を意味するのだそうです。

私は人生って捨てたものじゃないよと、生き方や在り方、捉え方によってもそうだし、自分の人生は自分でいくらでも良く出来るとお伝えしていますが、

仏教では、「この世界は苦しみの世界である」「人生は耐え忍んで生きるものである」「生きるとはたくさんの煩悩との戦い、修行である」などと教えられているので、それをそのままストレートにぶつけることは避け、人生に対して、最初からあきらめ気味な姿勢や捉え方、夢も希望もないと解釈されないように、伝え方に気を付けるようにしています。

確かに浄土真宗の教えにもあるように、生きることそのものが修行であるという捉え方をしても違和感がないことも事実です。

そのくらい、生きるって大変なことが多いし、自分に褒めるところがないと口にする人に対しては「今日1日生き切ったことを褒めてあげて」と必ず伝えるくらい、生きることは修行のようだとも感じますし、諸行無常であればこそ、この世ははかないものだと確かに思います。

でも、大事なのはやはり、幸せになりたいと思う上で、少しの努力を重ねながら生き抜くことだと私は思います。

期待しすぎず、欲を多分に持ち過ぎず、あるを見ながら足るを知り、自己研鑽を続けていけば良い気がします。

私はこれからも、生きるって素晴らしいことだし、この世って捨てたもんじゃないし、人間って悪いところばっかりじゃないし、人生ってまんざらでもないものだよって伝えていきたいと思っています。

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